シライ電子工業株式会社は、プリント配線板(PCB)の設計・製造・販売を主軸とする独立系メーカーです。主力製品は「リジッドプリント配線板」で、特に両面・多層板に強みを持ち、車載電装品(衝突防止センサー、LEDライト等)や家電、産業機器向けに展開しています。また、プリント配線板の外観検査機「VISPER」シリーズの開発・販売を行う検査機・ソリューション事業も手掛けています。主要顧客はカーエレクトロニクスやホームアプライアンス関連のセットメーカーであり、生産拠点は国内のほか、中国(珠海)に主力工場を、タイとインドに販売拠点を有しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
8.8%
≧10%が優良
ROA
13.2%
≧5%が優良
ROE
23.1%
≧10%が優良
ROIC
16.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
11.7%
≧10%が優良
EPS成長率
31.0%
≧10%が優良
3行解説
- 車載向けプリント配線板が好調に推移し、売上高293.3億円(前期比1.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益20.7億円(同39.6%増)の大幅増益を達成。
- 負債圧縮が進み、自己資本比率は51.0%(前期末39.8%)へ急改善、ROEは23.4%と極めて高い資本効率を実現している。
- 成長投資としてインド市場への本格進出(2025年4月子会社設立)と、株主還元の強化(増配および自己株買い)を同時に推進。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 11:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 5.5億円 / 予想: 17.0億円
-1.8%
売上高
実績: 69.1億円 / 予想: 270.0億円
+2.0%
2Q
営業利益
実績: 10.7億円 / 予想: 20.0億円
-9.5%
売上高
実績: 136.8億円 / 予想: 280.0億円
-4.4%
3Q
営業利益
実績: 16.9億円 / 予想: 20.0億円
-8.9%
売上高
実績: 212.5億円 / 予想: 280.0億円
+2.3%
通期
営業利益
実績: 20.3億円 / 予想: 未開示
-21.2%
売上高
実績: 291.2億円 / 予想: 未開示
-0.7%
3行解説
- 2026年3月期は売上高291.18億円(0.7%減)、営業利益20.30億円(21.2%減)と、原材料高や車載分野の回復遅れにより減益着地となった。
- 2027年3月期は、海外メーカーとの競争激化やコスト増の継続を見込み、営業利益8.50億円(58.1%減)と大幅な減益を見込む厳しい予想。
- 中期経営計画の最終年度となる次期予想は、売上高・利益ともに計画目標を大きく下回る見通しであり、配当も年間20円へ減配の計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -21.2% | — | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | -8.9% | +0.5% | -4.1% | -0.6% | -4.8% |
| 2025-11-06 | 2026年3月期 第2四半期 | -9.5% | +6.1% | +4.5% | +2.3% | +5.7% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | -1.8% | +0.2% | -2.7% | +0.2% | +7.2% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | +11.7% | -2.0% | +0.2% | -1.2% | -2.2% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | -3.1% | -1.2% | -1.3% | -0.3% | -7.9% |
有価証券報告書
2025-06-20 有価証券報告書-第56期(2024/04/01-2025/03/31)