NEC(日本電気)は、ITサービス事業と社会インフラ事業を柱とするグローバルなテクノロジー企業です。
- 事業内容・製品: システム・インテグレーション(SI)、クラウドサービス、AI、生体認証(顔認証等)、防衛システム、ネットワークインフラ(5G、海底ケーブル等)を提供。
- 主要顧客: 官公庁、地方自治体、金融機関、通信事業者、国内外の製造業。特に近年は日本政府の防衛予算増額を背景に防衛関連が好調。
- 競合環境: 国内では富士通、NTTデータ、アクセンチュア等の大手SIer、海外ではIBMやAWS、ネットワーク機器ではエリクソン、ノキア、防衛分野では三菱重工業等と競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-19 提出)収益性
営業利益率
7.5%
≧10%が優良
ROA
6.0%
≧5%が優良
ROE
9.1%
≧10%が優良
ROIC
7.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-1.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
36.4%
≧10%が優良
EPS成長率
17.1%
≧10%が優良
3行解説
- JAE(日本航空電子工業)の非連結化により売上高は3兆4,234億円(前期比1.5%減)と微減したが、高付加価値なDX事業「BluStellar」の成長により営業利益は2,565億円(同36.5%増)と大幅増益。
- 2025年3月に連結子会社のNECネッツエスアイを完全子会社化(約1,744億円)し、国内DX市場における自治体・中堅中小企業(SME)向け体制を強化する構造改革を加速。
- 自己資本比率は45.2%と健全な水準を維持し、1株当たり配当は140円(株式分割前)と増配を実現。DXと防衛の二輪が牽引し、収益構造の質的転換が進展。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-28 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 353.9億円 / 予想: 未開示
+679.5%
売上高
実績: 7156.6億円 / 予想: 3.4兆円
+3.7%
2Q
営業利益
実績: 1185.7億円 / 予想: 未開示
+165.3%
売上高
実績: 1.6兆円 / 予想: 3.4兆円
+5.6%
3Q
営業利益
実績: 1851.6億円 / 予想: 未開示
+46.8%
売上高
実績: 2.4兆円 / 予想: 3.6兆円
+4.3%
通期
営業利益
実績: 3599.1億円 / 予想: 未開示
+40.3%
売上高
実績: 3.6兆円 / 予想: 未開示
+4.7%
3行解説
- 2026年3月期は、主力ITサービス事業の好調により売上収益が前年比4.7%増、営業利益が同40.3%増の大幅な増収増益を達成。
- 親会社株主帰属当期利益は2,702億円(同54.3%増)と急増。日本航空電子工業の株式売却益などの資産効率化も寄与した。
- 次期(2027年3月期)は売上高が微減を見込むものの、Non-GAAP営業利益で5.7%の増益と年間40円への増配を計画している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-28 | 2026年3月期 通期 | +40.3% | -4.9% | — | — | — |
| 2026-01-29 | 2026年3月期 第3四半期 | +46.8% | -2.8% | -25.9% | -35.0% | -33.5% |
| 2025-10-29 | 2026年3月期 第2四半期 | +165.3% | +0.4% | +11.4% | +12.8% | +0.1% |
| 2025-07-29 | 2026年3月期 第1四半期 | +679.5% | +1.9% | +10.1% | +5.5% | +6.8% |
| 2025-04-28 | 2025年3月期 通期 | +36.4% | +0.5% | +9.8% | +11.7% | +22.7% |
| 2025-01-30 | 2025年3月期 第3四半期 | +80.7% | -2.6% | +15.7% | +14.8% | -72.4% |
有価証券報告書
2025-06-19 有価証券報告書-第187期(2024/04/01-2025/03/31)