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池上通信機

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6771 スタンダード

池上通信機株式会社は、放送用映像機器、セキュリティー、メディカル、検査装置を主軸とする情報通信機器メーカーです。1946年創業の老舗であり、「技術の池上」と称される高い技術力を背景に、放送局向け4K/8Kカメラシステムや、医薬向けの錠剤検査装置などを展開しています。

  • 主要製品: 放送用カメラ、スタジオスイッチングシステム、医療用カメラ、錠剤外観検査装置。
  • 主要顧客: 日本放送協会(NHK)が総売上の12.8%(26.55億円)を占める最大の顧客です。
  • 競合環境: 放送用機器では国内外の専業メーカーと競合し、近年は放送技術のIP(Internet Protocol)化に伴う次世代技術への対応が急務となっています。

市場ポジション

スタンダード市場 / 電気機器

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)

収益性

営業利益率

1.2%

≧10%が優良

ROA

0.9%

≧5%が優良

ROE

1.7%

≧10%が優良

ROIC

0.9%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

-4.0%

≧10%が優良

営業利益成長率

-68.0%

≧10%が優良

EPS成長率

-65.3%

≧10%が優良

3行解説

  • 売上高207.34億円(前年同期比4.0%減)、営業利益2.54億円(同68.0%減)の大幅減益で、中国市場の医療用カメラ需要の低迷と北米市場の投資先送りが直撃した。
  • 営業キャッシュ・フローが35.25億円の赤字へ転落。売上債権の増加と仕入債務の圧縮が重なり、手元流動性が急速に低下している。
  • 通期純利益の激減に伴い、年間配当を前期の30円から12円へと大幅減配。ROEも1.7%と極めて低い水準に止まった。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
-8.3%
売上高
-16.3%
2Q
営業利益
+13.2%
売上高
+11.3%
3Q
営業利益
+28.4%
売上高
+6.4%
通期
営業利益
+60.2%
売上高
+2.9%

3行解説

  • 2026年3月期は国内放送システムの大型案件や北米市場の伸長により、営業利益が前年比59.9%増の4.07億円と大幅な増益を達成。
  • 棚卸資産の削減等により、営業活動によるキャッシュ・フローが前年度の35.25億円の赤字から15.23億円の黒字へと劇的に改善。
  • 次期(2027年3月期)は営業・経常利益ともに大幅減益を予想する一方、塩浜事業所の売却益(特別利益12.27億円)により、当期純利益は32.8%増を見込む。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-14 2026年3月期 通期 +60.2%
2026-02-05 2026年3月期 第3四半期 +28.4% -1.4% -2.0% +13.8% +16.5%
2025-11-13 2026年3月期 第2四半期 +13.2% +0.7% -0.2% -4.0% -2.1%
2025-08-07 2026年3月期 第1四半期 -8.3% -0.2% -5.4% -7.6% -10.2%
2025-05-08 2025年3月期 通期 -68.0% +3.4% +2.5% +4.8% +4.2%
2025-02-06 2025年3月期 第3四半期 +0.5% -0.4% +5.3% -4.6%