短信要約
1. 要点(3行)
- 本業は増益も、事業整理損の計上により中間純損失1.6億円に転落: 売上高は微減(-2.8%)ながら、高付加価値化により営業利益は2.61億円(+28.9%)と大幅増益を達成。しかし、環境エネルギー分野の再編に伴う事業整理損5.64億円の計上が重石となった。
- 環境エネルギー分野の戦略的撤退と選択: 家庭用蓄電システムの不振を受け、同分野の受注は62.8%減と急減。強みを持つ産業用大電力変換技術への「選択と集中」を鮮明にし、構造改革を断行した。
- 計測制御デバイスの受注好調が下支え: 宇宙航空や半導体製造装置向け機能デバイスの受注が31.5%増と大幅に伸長。将来の売上寄与が期待される受注残を積み上げている。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期中間期の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 39.74億円(前年同期比 2.8%減)
- 営業利益: 2.61億円(同 28.9%増)
- 経常利益: 2.73億円(同 24.3%増)
- 親会社株主に帰属する中間純損失: △1.60億円(前年同期は3.10億円の黒字)
通期計画に対する進捗率と勢い: 通期計画(売上高89億円、営業利益6.8億円)に対する進捗率は、売上高で44.7%、営業利益で**38.4%**です。前年同期の進捗と比較すると、営業利益ベースでは着実に利益を出す体質へ改善していますが、通期目標達成には下期の積み上げが必須の状況です。純利益については中間期の損失が響き、通期目標6,000万円に対しマイナス進捗となっていますが、一過性要因を除けば本業の収益性は向上しています。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメントですが、製品分野別では明暗が分かれています。
- 計測制御デバイス関連(勢い:強): 受注高は15.62億円(31.5%増)。宇宙航空や鉄道インフラ、半導体向け特注品が牽引。売上高は10.02億円(1.9%減)に留まるが、豊富な受注残が今後の武器。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 39.7億円 | -2.8% | 40.9億円 |
| 営業利益 | 2.6億円 | +28.9% | 2.0億円 |
| 経常利益 | 2.7億円 | +24.3% | 2.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -1.6億円 | — | 3.1億円 |
| 包括利益 | -3.8億円 | — | -1.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -22.83円 | — | 44.27円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 153.8億円 | 173.2億円 |
| 純資産 | 130.6億円 | 136.7億円 |
| 自己資本比率 | 79.3% | 72.5% |
| 自己資本 | 122.0億円 | 125.6億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 89.0億円 | -2.0% |
| 営業利益 | 6.8億円 | +24.2% |
| 経常利益 | 6.8億円 | +15.8% |
| 当期純利益 | 60,000,000円 | -86.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 8.55円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 32円 | 34円 予想 |
| 年間合計 | 32円 | 34円 予想 |