株式会社メガチップスは、独自のデジタル・アナログ技術を強みとするファブレス半導体メーカーです。
- 事業内容: LSI(大規模集積回路)の設計、開発、および販売。生産は主に海外の大手ファウンドリーに委託しています。
- 主要製品: アミューズメント機器向けゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリ)、産業機器・通信インフラ向けASIC、およびASSP(Wi-Fi HaLow関連製品等)。
- 主要顧客: 任天堂株式会社への依存度が非常に高く、連結売上高の72.1%(305億20百万円)を占めています。
- 競合環境: 特定の顧客向けカスタムLSIに強みを持ちますが、半導体業界全体の微細化・高度化に伴う開発費の高騰や、大手競合他社との技術競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
5.2%
≧10%が優良
ROA
1.6%
≧5%が優良
ROE
4.9%
≧10%が優良
ROIC
1.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-27.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
-60.1%
≧10%が優良
EPS成長率
26.4%
≧10%が優良
3行解説
- 顧客の在庫調整や需要減少により、売上高(423億26百万円、前年同期比27.0%減)と営業利益(21億90百万円、同60.1%減)が大幅に減益。
- 営業CFは売上債権の増加により37億26百万円の赤字となったが、SiTime社株の売却益計上により純利益は53億71百万円(同19.7%増)を確保。
- 本業の苦戦を投資有価証券(SiTime社株)の現金化で補いつつ、増配(110円→140円)と総額100億円規模の自社株買いを発表するなど、極めて積極的な株主還元姿勢を示している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -3.9億円 / 予想: 30.0億円
—
売上高
実績: 64.9億円 / 予想: 420.0億円
-32.8%
2Q
営業利益
実績: 10.3億円 / 予想: 30.0億円
-42.2%
売上高
実績: 213.3億円 / 予想: 420.0億円
-14.2%
3Q
営業利益
実績: 11.4億円 / 予想: 10.0億円
-42.1%
売上高
実績: 289.9億円 / 予想: 380.0億円
-16.1%
通期
営業利益
実績: -1.7億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 361.7億円 / 予想: 未開示
-14.5%
3行解説
- 2026年3月期はOA機器・産業機器向けの在庫調整長期化により売上高が14.5%減、営業損益は1.7億円の赤字に転落した。
- 一方で、保有するSiTime社株式の一部売却益151.5億円を計上したことで、親会社株主に帰属する当期純利益は92.8億円(前年同期比72.8%増)と大幅増益を達成。
- 次期(2027年3月期)は、事業の回復に加え、SiTime社株式のさらなる売却による特別利益370億円を見込み、純利益270億円、年間配当260円への増配を予想している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | — | — | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | -42.1% | +1.9% | -0.3% | +1.2% | +0.4% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | -42.2% | +1.4% | +3.2% | +2.7% | -8.2% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +0.4% | -4.0% | +3.4% | +38.2% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -60.1% | +1.6% | +1.0% | -2.0% | +4.1% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | -55.8% | -1.3% | -8.3% | -14.3% | -20.4% |
有価証券報告書
2025-06-20 有価証券報告書-第35期(2024/04/01-2025/03/31)