株式会社エノモトは、パワー半導体用リードフレーム、オプト(LED)用リードフレーム、およびコネクタ用部品を主力とする精密部品メーカーです。金属プレス加工、樹脂成形、メッキ加工を統合した「精密複合加工技術」を強みとしており、スマートフォンやウェアラブル端末、自動車(xEV)、産業機器向けに製品を供給しています。主要な製造拠点は国内4工場に加え、海外(フィリピン、中国)にも展開しています。主要顧客にはDDK(THAILAND)Ltd.(売上高比率12.1%)などのデバイスメーカーが名を連ねています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
2.3%
≧10%が優良
ROA
1.9%
≧5%が優良
ROE
2.1%
≧10%が優良
ROIC
1.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
286.0%
≧10%が優良
EPS成長率
277.3%
≧10%が優良
3行解説
- 業績回復: 売上高は前年同期比6.4%増の268.8億円、営業利益は同285.9%増の6.1億円と、前年度の落ち込みから大幅な増益を達成した。
- 成長投資と課題: 次世代燃料電池用セパレータの開発など成長分野へ投資する一方、在庫調整が続くパワー半導体分野の回復遅れが足かせとなっている。
- 財務・還元: 自己資本比率66.6%と強固な財務基盤を背景に、DOE 2.5%を基準とした安定配当と5億円規模の自社株買いを実施し、株主還元を強化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 13:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.1億円 / 予想: 10.0億円
+199.0%
売上高
実績: 71.5億円 / 予想: 270.0億円
+9.8%
2Q
営業利益
実績: 7.3億円 / 予想: 10.0億円
+103.6%
売上高
実績: 146.5億円 / 予想: 270.0億円
+9.2%
3Q
営業利益
実績: 12.9億円 / 予想: 16.0億円
+110.7%
売上高
実績: 224.1億円 / 予想: 300.0億円
+10.2%
通期
営業利益
実績: 16.5億円 / 予想: 未開示
+167.0%
売上高
実績: 304.1億円 / 予想: 未開示
+13.2%
3行解説
・売上高304.15億円(前期比13.2%増)、営業利益16.50億円(同166.8%増)と、主力のスマートフォン・民生機器向けが牽引し、大幅な増益を達成。 ・製品別では、民生用ハイエンド品の量産が本格化したオプト用リードフレームが前期比54.0%増と急成長し、利益率向上に大きく寄与。 ・2027年3月期も増収増益を見込み、年間配当は前期から2円増の77円(DOE2.5%以上を基準)とする強気の還元姿勢を継続。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年3月期 通期 | +167.0% | — | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | +110.7% | +11.7% | +6.0% | +12.7% | +12.4% |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | +103.6% | +3.3% | +2.6% | +21.8% | +17.7% |
| 2025-08-06 | 2026年3月期 第1四半期 | +199.0% | +3.5% | -1.2% | +9.4% | +6.2% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | +286.3% | +3.0% | +6.0% | +0.4% | -2.8% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +155.8% | +3.6% | +1.9% | +4.2% | -4.4% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第59期(2024/04/01-2025/03/31)