株式会社日本抵抗器製作所(JRMグループ)は、抵抗器、ポテンショメータ、ハイブリッドIC、電子機器の4つの製品群を柱とする電子部品メーカーである。主な用途は自動車、産業機器、空調機器、家電など多岐にわたる。主要顧客としてダイヘン産業機器(連結売上高の12.5%)が挙げられる。競合環境については、国内外の市場で激しい価格競争にさらされており、特にハイブリッドICや電子機器分野での利益確保が課題となっている。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-27 提出)収益性
営業利益率
-1.9%
≧10%が優良
ROA
-1.5%
≧5%が優良
ROE
-21.2%
≧10%が優良
ROIC
-1.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-8.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 売上高が前期比8.5%減の約59.1億円に落ち込み、親会社株主に帰属する当期純損失は約3.76億円と赤字幅が拡大した。
- タイの生産拠点における固定資産の減損損失(約1.19億円)や過年度決算訂正関連費用(約0.2億円)が利益を大きく圧迫した。
- 自己資本比率が16.2%まで低下し、ROEも-28.1%と極めて厳しい水準にあり、財務体質の急速な悪化が鮮明となっている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2025-12 通期 、2026-02-16 18:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.1億円 / 予想: 1.0億円
-2040.0%
売上高
実績: 13.1億円 / 予想: 68.0億円
-15.7%
2Q
営業利益
実績: -1.4億円 / 予想: 0.3億円
-184.3%
売上高
実績: 27.3億円 / 予想: 62.0億円
-13.6%
3Q
営業利益
実績: -1.6億円 / 予想: -0.6億円
-49.1%
売上高
実績: 41.8億円 / 予想: 60.0億円
-11.6%
通期
営業利益
実績: -1.1億円 / 予想: 未開示
+18.0%
売上高
実績: 59.0億円 / 予想: 未開示
-8.5%
3行解説
- 最終赤字が3.76億円に拡大: 売上高は前期比8.5%減の59.0億円に沈み、減損損失1.19億円や過年度決算訂正費用等の特別損失計上が響き、親会社株主に帰属する当期純損失は前期(1.81億円の赤字)から大幅に悪化した。
- 受注残高は26.7%増と回復の兆し: 産業機械向けの低迷が続く一方で、車載(EV)関連の引き合いが強く、期末受注残高は17.3億円と前期末から大幅に積み上がっており、次期回復への先行指標となっている。
- 次期黒字化を計画するが、財務基盤に懸念: 令和8年12月期は営業利益1.1億円の黒字転換を見込むが、自己資本比率が16.2%(前期比3.3ポイント低下)まで低下しており、収益性の早期回復が急務。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-16 | 2025年12月期 通期 | +18.0% | -2.0% | +2.5% | +12.8% | — |
| 2025-11-14 | 2025年12月期 第3四半期 | -49.1% | -0.9% | +1.8% | +1.7% | +2.1% |
| 2025-08-13 | 2025年12月期 第2四半期 | -184.3% | +1.3% | -1.9% | -4.2% | -3.5% |
| 2025-05-15 | 2025年12月期 第1四半期 | -2040.0% | +0.8% | +2.6% | -0.1% | -6.6% |
| 2025-04-30 | 2024年12月期 通期 | — | -1.9% | -0.6% | -5.9% | -11.0% |
有価証券報告書
2026-03-27 有価証券報告書-第78期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-04-30 有価証券報告書-第77期(2024/01/01-2024/12/31)