大黒屋ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅な赤字拡大: 売上高は前年同期比6.7%減の102.3億円、営業損失は9.0億円(前年は1.4億円の損失)と苦戦。在庫水準の低下と中国人観光客の回復遅れが直撃した。
  • AI戦略への全振り: LINEヤフーやメルカリとの提携によるAI自動査定・買取事業を本格化。2026年3月期は売上高67.2%増、営業利益8.7億円と急激なV字回復を見込む強気の計画。
  • 財務基盤の不安定さと継続疑義: 営業CFは11.9億円の赤字。継続企業の前提に関する重要事象が注記されており、新株予約権行使による資金調達と在庫確保が再建の絶対条件。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 102.3億円(前期比6.7%減)
  • 営業利益: △9.0億円(前期 △1.4億円)
  • 経常利益: △10.7億円(前期 △4.4億円)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △9.6億円(前期 △5.3億円)

本決算は通期実績のため、次期(2026年3月期)計画に対する勢いを確認すると、売上高171億円、営業利益8.7億円という極めて野心的な目標を掲げています。前期の低迷(売上102億円)から一気に1.6倍以上の増収を目指す格好ですが、足元の実績(営業赤字9億円)との乖離は極めて大きく、計画達成にはAI事業の爆発的な立ち上がりが不可欠です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 質屋・古物売買業(勢い:減速):

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 102.3億円 -6.7% 109.7億円
営業利益 -9.0億円 -1.4億円
経常利益 -10.8億円 -4.5億円
当期純利益(親会社帰属) -9.7億円 -5.4億円
包括利益 -10.0億円 -5.7億円
1株当たり当期純利益 -6.58円 -4.6円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 62.8億円 65.2億円
純資産 9.9億円 6.3億円
自己資本比率 6.3% 0.0%
自己資本 3.9億円 -2,000,000円
1株当たり純資産 2.34円 -0.02円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -494.7% -269.8%
ROA(総資産経常利益率) -16.8% -6.7%
売上高営業利益率 -8.8% -1.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -11.9億円 -4.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -20,000,000円 -3,000,000円
財務活動によるキャッシュ・フロー 8.2億円 4.7億円
期末現金及び現金同等物残高 5.6億円 9.5億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 171.1億円 +67.2%
営業利益 8.8億円
経常利益 6.5億円
当期純利益 1.5億円
1株当たり当期純利益 0.88円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 0円 0円
配当性向:当期 — / 前期 — 純資産配当率:当期 — / 前期 —