ホーム / ニチコン / 四半期進捗

ニチコン 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 主力コンデンサ事業の急減速をNECST事業がカバー: 電気自動車(BEV)市場の成長鈍化と欧州での在庫調整によりコンデンサ事業の営業利益が78.8%減と大幅に悪化したが、家庭用蓄電システム好調なNECST事業が利益成長を牽引し補完した。
  • 構造改革費用の計上と回復への布石: 当期に事業構造改革費用として20.87億円の特別損失を計上し、不採算部門の膿を出し切った。次期は営業利益15.3%増の60億円へのV字回復を計画している。
  • 強気の還元姿勢: 利益が減益着地(28.8%減)となる中でも、年間配当を前期の33円から35円へ増配し、次期も36円への増配を予定。株主還元を重視する経営姿勢が鮮明となった。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 1,757.51億円(前期比3.2%減)
  • 営業利益: 52.03億円(前期比41.6%減)
  • 経常利益: 75.11億円(前期比34.2%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 58.77億円(前期比28.8%減)

進捗と勢いの変化: 本決算は通期実績のため進捗率は100%ですが、期初計画(営業利益70億円:2024年5月公表時)に対しては25.7%の大幅な下振れ着地となりました。特に下期にかけてBEV向けコンデンサの需要回復が想定を下回り、勢いが急速に減衰しました。ただし、最終利益については投資有価証券売却益26.45億円の計上により、当初予想(55億円)を上回って着地しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • コンデンサ事業(減速):

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 1757.5億円 -3.2% 1816.4億円
営業利益 52.0億円 -41.6% 89.0億円
経常利益 75.1億円 -34.2% 114.1億円
当期純利益(親会社帰属) 58.8億円 -28.8% 82.5億円
包括利益 40.4億円 -72.4% 147.7億円
1株当たり当期純利益 86.04円 120.64円
希薄化後1株当たり純利益 108.98円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1925.8億円 2069.4億円
純資産 1138.1億円 1138.4億円
自己資本比率 57.3% 53.6%
自己資本 1104.3億円 1109.0億円
1株当たり純資産 1,644.33円 1,620.98円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 5.3% 7.9%
ROA(総資産経常利益率) 3.8% 5.7%
売上高営業利益率 3.0% 4.9%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 183.5億円 163.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -83.6億円 -127.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -143.2億円 -5.7億円
期末現金及び現金同等物残高 255.2億円 293.9億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 1800.0億円 +2.4%
営業利益 60.0億円 +15.3%
経常利益 70.0億円 -6.8%
当期純利益 60.0億円 +2.1%
1株当たり当期純利益 89.34円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 16円 17円
期末 17円 18円
配当性向:当期 40.7% / 前期 27.4% 純資産配当率:当期 2.1% / 前期 2.2%