TDSE株式会社は、高度なAI技術とビッグデータ解析ノウハウを核としたデータサイエンス・コンサルティング企業です。事業は「ビッグデータ・AIソリューション事業」の単一セグメントですが、安定成長を担う「コンサルティングサービス(DX/AIアセスメント、モデル構築等)」と、高成長を狙う「プロダクトサービス(自社・他社製AI製品の販売)」の2軸で展開しています。主要顧客には株式会社リクルート(売上比率23.1%)や株式会社ファーストリテイリング(同20.5%)といった国内大手企業を抱えています。競合環境としては、企業のDX需要の拡大に伴い、ITコンサルティング会社やAIスタートアップとの人材獲得競争および技術競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
7.4%
≧10%が優良
ROA
7.7%
≧5%が優良
ROE
6.4%
≧10%が優良
ROIC
6.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
-26.8%
≧10%が優良
EPS成長率
-32.1%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前期比7.0%増の26.99億円と過去最高を更新したが、積極的な人的投資と研究開発により経常利益は同26.7%減の2.01億円に留まった。
- 自己資本比率80.8%、現金預金19.55億円を保持し財務基盤は極めて強固だが、利益率の低下に伴いROEは6.4%(前期10.2%)へ低下。
- 中期経営計画「MISSION 2025」の達成に向け、2025年4月に「AIエージェント本部」を新設し、プロダクト主導型の非連続な成長とM&Aを加速させる方針。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.1億円 / 予想: 2.2億円
-81.3%
売上高
実績: 6.7億円 / 予想: 31.6億円
+8.9%
2Q
営業利益
実績: 0.4億円 / 予想: 2.0億円
-47.5%
売上高
実績: 14.2億円 / 予想: 30.0億円
+11.9%
3Q
営業利益
実績: 1.5億円 / 予想: 2.0億円
+1.4%
売上高
実績: 21.7億円 / 予想: 30.0億円
+10.7%
通期
営業利益
実績: 2.1億円 / 予想: 未開示
+8.1%
売上高
実績: 30.1億円 / 予想: 未開示
+11.3%
3行解説
- 2026年3月期は、プロダクトサービスおよびAIエージェントサービスが順調に拡大し、売上高30.05億円(前期比11.4%増)、当期純利益1.74億円(同27.8%増)と増収増益で着地。
- 生成AIおよびAIエージェント領域への進出を加速させ、NVIDIA製B200等の最新インフラ活用やMicrosoftとの提携強化など、先端技術の商用化を推進。
- 2027年3月期予想は増収を見込む一方、新中期経営計画「SHIFT2028」に基づく先行投資(人件費や戦略投資)により、営業利益は1.3億円(同39.3%減)の大幅減益を計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +8.1% | — | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +1.4% | -1.1% | -7.5% | -18.2% | -14.2% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | -47.5% | -0.3% | +1.1% | -2.2% | -19.5% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | -81.3% | +1.9% | -11.3% | -9.5% | -12.9% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | -26.9% | +0.5% | -3.7% | +17.4% | +19.6% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | -19.4% | +2.4% | +27.0% | +10.0% | +8.2% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第12期(2024/04/01-2025/03/31)