短信要約
1. 要点(3行)
- 連結営業収益は206.66億円(前期比39.1%増)と大幅増収ながら、各段階利益は赤字転落。
- ディーリング事業での裁定取引の失敗(評価損)と、電力取引におけるヘッジ取引の非効率化が利益面を直撃。
- 非コアの「アセット・マネジメント事業」の廃止と「ディーリング事業」の段階的撤退を発表し、経営資源をエネルギー事業へ集中。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期(通期)の連結実績は以下の通りです。
- 営業収益: 206.66億円(前期比39.1%増)
- 営業利益: △1.76億円(前期は6.79億円の黒字)
- 経常利益: △1.46億円(前期は5.12億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: △1.46億円(前期は4.45億円の黒字)
進捗率と勢いの変化: 本決算は通期着地ですが、中期ビジョン2025の最終年度として掲げた定量目標(税前利益7億円以上)に対し、大幅な未達(実績は△1.34億円)となりました。第1四半期までは順調でしたが、第4四半期にディーリング事業で想定外の市場歪みによる巨額の評価損を計上したことで、期末にかけて急激に勢いが悪化しました。
3. セグメント別のモメンタム
- 電力取引関連事業(減速): 収益は130.52億円(前期比60.1%増)と急拡大しましたが、セグメント損益は△1.01億円と赤字転落。取引量増加に伴う手数料増に加え、電力先物ヘッジ取引による押し下げ要因(△1.04億円)が響きました。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 206.7億円 | +39.1% | 148.6億円 |
| 営業利益 | -1.8億円 | — | 6.8億円 |
| 経常利益 | -1.5億円 | — | 5.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -1.5億円 | — | 4.5億円 |
| 包括利益 | -1.4億円 | — | 4.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -11.87円 | — | 34.67円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 149.6億円 | 142.9億円 |
| 純資産 | 50.4億円 | 59.7億円 |
| 自己資本比率 | 33.7% | 38.0% |
| 自己資本 | 50.4億円 | 54.3億円 |
| 1株当たり純資産 | 406.62円 | 439.34円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | -2.8% | 8.4% |
| ROA(総資産経常利益率) | -1.0% | 3.8% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | -58,000,000円 | 6.1億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -30,000,000円 | -5.2億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -8.3億円 | 6.4億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 27.5億円 | 36.7億円 |
来期予想
業績予想は開示されていません。
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 7円 | 7円 |
配当性向:当期 — / 前期 20.2%
純資産配当率:当期 1.7% / 前期 1.7%