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NOK

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7240 プライム

NOK株式会社は、日本初のオイルシールメーカーであり、シール製品(オイルシール、Oリング)で国内シェア約70%を誇る最大手です。事業は「シール事業」「電子部品事業」「その他事業」の3本柱で構成されています。

  • 主要製品: オイルシール(自動車・建機向け)、フレキシブルプリント基板(FPC、スマートフォン・電装部品向け)、事務機用ロール、特殊潤滑剤。
  • 主要顧客: 自動車メーカー各社、建設機械メーカー。特に電子部品事業では**Apple Inc.への売上高が1,174億円(連結売上高の15.3%)**に達しており、特定顧客への依存度が極めて高い構造です。
  • 競合環境: シール製品では国内に強力な競合は不在ですが、電子部品(FPC)では台湾・韓国勢との激しい価格競争・技術競争にさらされています。

市場ポジション

プライム市場 / 輸送用機器

市場内 業種内

最新の有価証券報告書サマリー

出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)

収益性

営業利益率

4.9%

≧10%が優良

ROA

4.0%

≧5%が優良

ROE

4.8%

≧10%が優良

ROIC

3.8%

≧7%が優良

成長性

売上高成長率

2.2%

≧10%が優良

営業利益成長率

62.6%

≧10%が優良

EPS成長率

-1.9%

≧10%が優良

3行解説

  1. 電子部品事業が劇的な黒字転換: 前期の10億円の赤字から89億円の黒字へ浮上。HDD向け需要の回復とEV向けバッテリー用途の拡大が寄与した。
  2. 株主還元の大幅強化: 配当を前期の87.5円から105円に増配し、DOE(株主資本配当率)は4.1%と高水準。3カ年で675億円以上の総還元を明文化した。
  3. 資本効率の改善途上: ROEは5.21%と、中期経営計画目標の8.0%には未到達。政策保有株式の売却(当期19.4%削減)や自社株買い(43億円)で資本構成の適正化を急いでいる。

最新の決算短信サマリー

出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)

進捗

1Q
営業利益
+23.9%
売上高
-8.7%
2Q
営業利益
-17.7%
売上高
-8.7%
3Q
営業利益
-13.0%
売上高
-5.3%
通期
営業利益
-11.5%
売上高
-3.7%

3行解説

  • シール事業の堅調と電子部品事業の苦戦が鮮明: 自動車・産業機械向けのシール事業が価格改定や海外需要で増益を確保した一方、電子部品事業は車載バッテリー向け需要の減速等で営業利益が55.6%減と大幅に落ち込みました。
  • 特別利益による純利益の押し上げと増配: ロール製品事業の売却損を計上したものの、投資有価証券売却益の増加により親会社株主に帰属する当期純利益は前年比52.8%増の463億円となり、年間配当は前期比25円増の130円で着地しました。
  • イーグル工業との経営統合という大きな転換点: 2026年10月付でイーグル工業株式会社との共同持株会社設立による経営統合を予定しており、組織再編に伴う収益構造の変化が今後の最大の注目点となります。

決算短信と発表後の株価反応

株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)

提出日 決算短信 営業利益 前年同期比 当日 1週間 1ヶ月 2ヶ月
2026-05-13 2026年3月期 通期 -11.5% -1.4% -0.4%
2026-02-05 2026年3月期 第3四半期 -13.0% +1.0% -2.4% -1.4% -7.8%
2025-11-10 2026年3月期 第2四半期 -17.7% +0.1% -4.8% -2.3% +0.2%
2025-08-05 2026年3月期 第1四半期 +23.9% +0.8% +1.5% +10.1% +6.5%
2025-05-14 2025年3月期 通期 +62.6% -0.1% +3.3% +0.1% +4.2%
2025-02-05 2025年3月期 第3四半期 +77.2% -0.4% +1.4% +0.7% -5.9%