AeroEdge(エアロエッジ)株式会社は、航空機エンジン用部品の加工・販売を主軸とする独立系メーカーです。主な製品は、仏サフラン(Safran Aircraft Engines)社製の次世代航空機エンジン「LEAP」に搭載されるチタンアルミ(TiAl)製低圧タービンブレードです。同製品を量産供給できる企業は世界で同社を含め2社のみという極めて高い技術的障壁(グローバルニッチトップ)を有しています。主な搭載機体はエアバスA320neo、ボーイング737MAXなどの中小型機(ナローボディ機)です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-25 提出)収益性
営業利益率
18.2%
≧10%が優良
ROA
8.5%
≧5%が優良
ROE
21.0%
≧10%が優良
ROIC
8.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
-7.1%
≧10%が優良
EPS成長率
4.4%
≧10%が優良
3行解説
- 業績の明暗: エアバス向けの需要拡大がボーイング社の品質問題・ストライキによる停滞を補い、売上高は36.02億円(前期比7.5%増)と増収を確保。
- 戦略的転換: サフラン社との更新契約により、従来の「加工のみ」から「材料供給(自社開発の新材料)+加工」への垂直統合モデルへ移行し、利益率向上を図る。
- 積極投資とリスク: 総額約50億円規模の大型設備投資を進行中であり、サフラン社への売上依存度96.8%という顧客集中リスクの克服が喫緊の課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第3四半期 、2026-05-14 11:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.5億円 / 予想: 8.1億円
+390.0%
売上高
実績: 11.6億円 / 予想: 49.3億円
+55.7%
2Q
営業利益
実績: 7.4億円 / 予想: 10.7億円
+166.1%
売上高
実績: 24.7億円 / 予想: 50.5億円
+46.0%
3Q
営業利益
実績: 10.1億円 / 予想: 10.7億円
+68.1%
売上高
実績: 37.8億円 / 予想: 50.5億円
+36.0%
3行解説
- 主力製品であるLEAPエンジン用ブレードの需要が旺盛で、第3四半期累計の売上高は前年同期比36.0%増、営業利益は同67.9%増と大幅な増収増益を達成。
- 通期計画に対する利益進捗率が90%を超える極めて高い水準にある一方、新材料の量産準備や新規案件立ち上げに伴う先行投資費用を見込み、業績予想は据え置かれた。
- 仏サフラン社との新材料供給・シェア拡大に関する契約締結や、2026年7月付の1株から2株への株式分割発表など、成長加速と流動性向上に向けた施策が目立つ。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年6月期 第3四半期 | +68.1% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年6月期 第2四半期 | +166.1% | +18.4% | +24.7% | +13.2% | — |
| 2025-11-14 | 2026年6月期 第1四半期 | +390.0% | +17.5% | +22.4% | -8.2% | -57.4% |
| 2025-08-14 | 2025年6月期 通期 | -7.1% | +21.8% | +36.5% | +33.8% | +54.6% |
| 2025-05-15 | 2025年6月期 第3四半期 | +31.9% | +5.4% | +9.3% | +53.0% | +38.1% |
| 2025-02-14 | 2025年6月期 第2四半期 | +50.5% | +5.8% | +13.2% | +18.5% | +2.4% |
有価証券報告書
2025-09-25 有価証券報告書-第10期(2024/07/01-2025/06/30)