株式会社コナカは、紳士服等の製造・販売を主軸とする「ファッション事業」を主力に、「フードサービス事業」「教育事業」を展開するマルチブランド企業です。
- 事業内容: ビジネスウェア(コナカ、フタタ、SUIT SELECT、DIFFERENCE)の展開に加え、子会社の株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド(以下STJ)を通じたバッグ・ジュエリー販売、飲食店「かつや」等のFC運営、英語教育施設「Kids Duo」の運営を行っています。
- 競合環境: 紳士服市場では青山商事やAOKIホールディングスと競合。カジュアル化や人口減による需要減退、原材料高・円安によるコスト増という厳しい環境下にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-23 提出)収益性
営業利益率
-1.4%
≧10%が優良
ROA
-1.8%
≧5%が優良
ROE
2.9%
≧10%が優良
ROIC
-1.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-12.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 最終損益は4.7億円の黒字に浮上したものの、本業の営業損益は7.6億円の赤字と6期連続の損失を記録し、依然として厳しい。
- 財務制限条項への抵触(借入金約111億円)により「継続企業の前提に関する重要事象」が注記されており、極めて高い財務リスクを抱える。
- 店舗統廃合やSTJの完全子会社化による抜本的な構造改革を推進中で、投資有価証券や土地の売却による手元資金の確保で急場を凌いでいる状態。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第1四半期 、2026-02-13 12:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.4億円 / 予想: 4.2億円
—
売上高
実績: 137.4億円 / 予想: 552.4億円
-5.4%
3行解説
- 本業のファッション事業が暖冬や不採算店舗(サマンサタバサ等)の撤退により減収、営業利益は前年同期の黒字から1.43億円の赤字に転落した。
- 一方、投資有価証券売却益26.26億円を特別利益として計上したことで、親会社株主に帰属する四半期純利益は17.55億円(前年同期比261.6%増)と大幅増益となった。
- 純利益は第1四半期時点で通期計画(15.85億円)を超過したが、財務制限条項への抵触が続いており、資産切り売りによる「凌ぎ」の決算という側面が強い。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-13 | 2026年9月期 第1四半期 | — | +0.8% | +0.7% | +5.4% | — |
| 2025-11-14 | 2025年9月期 通期 | +43.2% | -1.7% | -2.3% | -5.5% | -6.0% |
| 2025-08-14 | 2025年9月期 第3四半期 | +158.0% | +1.9% | +1.5% | +2.6% | -4.1% |
| 2025-05-15 | 2025年9月期 第2四半期 | +42.9% | -0.8% | +1.2% | +2.5% | +1.7% |
| 2025-02-14 | 2025年9月期 第1四半期 | — | +0.2% | +2.3% | +3.6% | +2.7% |
有価証券報告書
2025-12-23 有価証券報告書-第52期(2024/10/01-2025/09/30)