株式会社大水は、大阪・京都・神戸の中央卸売市場を拠点とする水産物卸売業者です。
- 事業内容: 卸売市場法に基づく水産物の集荷・販売を行う「水産物販売事業」を中核とし、補完的に「冷蔵倉庫等事業」を展開しています。
- 主要製品: 鮮魚、冷凍スリミ、塩干品、加工食品など。
- 主要顧客・パートナー: 株式会社ニッスイ(持分法適用ではないが、議決権31.75%を保有するその他の関係会社)が最大の仕入先であり、資本・人的・取引面で密接な関係にあります。
- 競合環境: 海洋環境の変化による漁獲高減少、魚価の高騰、消費者の節約志向、卸売市場を経由しない流通の多様化など、厳しい環境下にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
0.7%
≧10%が優良
ROA
2.7%
≧5%が優良
ROE
11.1%
≧10%が優良
ROIC
4.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
0.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-18.1%
≧10%が優良
EPS成長率
17.2%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は993.02億円(前期比0.9%増)と微増ながら、原材料・人件費・光熱費のコスト増により営業利益は6.80億円(同18.0%減)と大幅な減益。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は11.89億円(同17.8%増)と増益を確保したが、これは税効果会計による法人税等調整額(益)4.40億円の計上という非キャッシュ要因が主因。
- 期末日が銀行休業日であった影響で営業CFが10.62億円の赤字となり、在庫も12.03億円積み上がるなど、資金効率と収益性に課題を残す決算内容。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.3億円 / 予想: 6.9億円
+6.5%
売上高
実績: 241.5億円 / 予想: 1000.0億円
+3.3%
2Q
営業利益
実績: 2.6億円 / 予想: 6.9億円
+15.4%
売上高
実績: 495.5億円 / 予想: 1000.0億円
+6.1%
3Q
営業利益
実績: 8.0億円 / 予想: 6.9億円
+14.0%
売上高
実績: 815.7億円 / 予想: 1000.0億円
+6.6%
通期
営業利益
実績: 9.0億円 / 予想: 未開示
+32.2%
売上高
実績: 1057.7億円 / 予想: 未開示
+6.5%
3行解説
- 売上高は単価上昇や一部魚種の好調により前期比6.5%増の1,057億円、営業利益は同32.1%増の8.9億円と、本業の収益性は大幅に向上した。
- 一方で親会社株主に帰属する当期純利益は、前期の税金費用調整の反動(法人税等調整額の増減)により前期比38.6%減の7.3億円の大幅減益となった。
- 2027年3月期の通期予想は、コスト増や漁獲量の不透明感を背景に、売上高は横ばい、営業利益は11.0%減の8億円と慎重な見通しを公表。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | +32.2% | — | — | — | — |
| 2026-02-05 | 2026年3月期 第3四半期 | +14.0% | +4.4% | +0.1% | +8.2% | -0.5% |
| 2025-11-05 | 2026年3月期 第2四半期 | +15.4% | +3.5% | -2.0% | -3.0% | -0.6% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | +6.5% | -1.6% | -2.8% | -2.0% | -6.4% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | -18.1% | -5.5% | -5.9% | -5.9% | -1.8% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | -2.5% | -3.7% | -3.2% | +2.9% | +9.5% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第90期(2024/04/01-2025/03/31)