株式会社サイゼリヤは、イタリア料理を主体とした低価格・高品質なレストラン「サイゼリヤ」を国内外に展開するファミレスチェーンの最大手です。2025年8月末時点で国内1,053店舗、アジア(上海、広州、北京、香港、台湾、シンガポール、ベトナム)に多数の店舗を運営しています。 同社の最大の特徴は、食材の生産から加工、物流、販売までを一貫して行う「製造直販業(SPA)」モデルです。自社工場を国内外に持ち(国内5工場、豪州、中国等)、徹底した原価管理と効率化を追求しています。競合環境としては、外食全般の低価格帯競争に加え、米価格の高騰や深刻な人手不足、人件費上昇、円安に伴う輸入コスト増といった厳しい局面が続いています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-25 提出)収益性
営業利益率
6.0%
≧10%が優良
ROA
8.9%
≧5%が優良
ROE
9.8%
≧10%が優良
ROIC
7.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
14.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
4.3%
≧10%が優良
EPS成長率
36.8%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は2,567億円(前年比14.3%増)と過去最高を更新し、国内事業の客数・単価増が利益成長を力強く牽引。
- 原材料費(特に米)やエネルギー価格の高騰がアジア事業の減益要因となるも、ROE 9.8%と資本効率は着実に改善。
- 自己資本比率65.0%の強固な財務基盤を背景に、5円増配(30円)と自己株買いを実施するなど株主還元姿勢を強化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-08 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 46.6億円 / 予想: 190.0億円
+18.9%
売上高
実績: 702.9億円 / 予想: 2763.0億円
+14.7%
2Q
営業利益
実績: 86.5億円 / 予想: 182.0億円
+39.9%
売上高
実績: 1428.5億円 / 予想: 2970.0億円
+17.5%
3行解説
- 売上高は国内既存店の好調により前年同期比17.5%増と大きく伸長し、通期売上予想を207億円上方修正した。
- 一方で米価高騰や円安に伴う食材コスト増が利益を圧迫し、通期営業利益予想は前回から8億円減の182億円へ下方修正。
- 国内事業が営業利益4倍超と劇的な回復を見せる一方、豪州・アジア拠点はコスト増と先行投資の影響で減益となった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-08 | 2026年8月期 第2四半期 | +39.9% | -2.3% | -21.8% | -27.1% | — |
| 2026-01-14 | 2026年8月期 第1四半期 | +18.9% | -0.4% | +5.0% | +6.0% | +8.4% |
| 2025-10-15 | 2025年8月期 通期 | +4.3% | -1.2% | +7.2% | +8.0% | +4.6% |
| 2025-07-09 | 2025年8月期 第3四半期 | +5.4% | -0.0% | -0.5% | +1.4% | -5.3% |
| 2025-04-09 | 2025年8月期 第2四半期 | +4.2% | +2.4% | -5.2% | +1.8% | +4.8% |
| 2025-01-08 | 2025年8月期 第1四半期 | +13.3% | -2.0% | -10.8% | -14.5% | -15.9% |
有価証券報告書
2025-11-25 有価証券報告書-第53期(2024/09/01-2025/08/31)