株式会社進和は、金属接合(溶接)、産業機械、FAシステム関連商品の販売を行う「エンジニアリング商社」機能と、自社で肉盛溶接・溶射加工や超精密塗布装置の開発・製造を行う「メーカー」機能を併せ持つ企業です。
- 主要製品・サービス:金属接合機器、FAロボットシステム、自社開発の超精密塗布装置、メンテナンスサービス。
- 主要顧客:完成車メーカーおよび自動車部品メーカーへの依存度が極めて高く、連結売上高の71.9%を自動車関連産業が占めます。特にトヨタ自動車(売上構成比19.0%)、デンソー(同10.1%)が主要顧客です。
- 競合環境:商社とメーカーのハイブリッド体制を強みとしていますが、EVシフトやスマートファクトリー化に伴う技術競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-19 提出)収益性
営業利益率
5.3%
≧10%が優良
ROA
6.5%
≧5%が優良
ROE
7.8%
≧10%が優良
ROIC
7.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
10.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
27.5%
≧10%が優良
EPS成長率
21.2%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年8月期は売上高861.46億円(前期比10.7%増)、経常利益48.10億円(同23.3%増)と、国内の旺盛な設備投資を背景に過去最高業績を達成した。
- 第4次中期経営計画の最終年度(2026年8月期)目標を、EV市場の鈍化や中国市場の競争激化を理由に下方修正(当初ROE10%以上→修正後7%以上)し、成長の踊り場を迎えている。
- 営業キャッシュフローは113.37億円と純利益(33.12億円)を大幅に上回り、契約負債(前受金)の増加が示す通り、将来の売上に対するキャッシュ創出力は極めて高い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-10 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 10.8億円 / 予想: 43.0億円
+27.6%
売上高
実績: 197.2億円 / 予想: 870.0億円
+2.3%
2Q
営業利益
実績: 29.1億円 / 予想: 43.0億円
+27.2%
売上高
実績: 447.7億円 / 予想: 870.0億円
+6.1%
3行解説
- 日本国内の自動車業界向けロボットシステムや自動搬送(AMR)が好調で、中間期の営業利益は前年同期比27.2%増の29.13億円と大幅増益を達成。
- 中国市場では日系メーカーのシェア低下に伴い売上高が34.1%減少、米州も高採算案件の反落で減益となるなど、海外セグメントで明暗が分かれる。
- 中間期時点で通期利益予想に対し67%を超える高い進捗率を記録しているが、下期の不透明感を理由に通期予想および配当予想は据え置かれた。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年8月期 第2四半期 | +27.2% | -0.9% | -1.1% | — | — |
| 2026-01-13 | 2026年8月期 第1四半期 | +27.6% | -1.1% | -4.0% | -5.7% | -4.8% |
| 2025-10-14 | 2025年8月期 通期 | +27.5% | +0.5% | -6.7% | -9.4% | -14.2% |
| 2025-07-11 | 2025年8月期 第3四半期 | +62.8% | +0.7% | +4.7% | +1.6% | -2.8% |
| 2025-04-11 | 2025年8月期 第2四半期 | +42.9% | +2.2% | +1.7% | -0.7% | -7.0% |
| 2025-01-10 | 2025年8月期 第1四半期 | +58.8% | +0.1% | -2.3% | -0.8% | +3.6% |
有価証券報告書
2025-11-19 有価証券報告書-第75期(2024/09/01-2025/08/31)