ウイルコホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-10 第1四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 本業の苦戦が鮮明: 売上高は前年同期比9.5%減の19.36億円となり、営業損益は前年の黒字から1.98億円の赤字へ転落。主力の情報・印刷事業がコスト増と受注減で大きく下押しした。
  • 純利益の急増は「資産売却」による一過性: 親会社株主に帰属する四半期純利益は95百万円(前年同期比987.7%増)と爆発的に伸びたが、これは投資有価証券売却益3.15億円という特別利益の計上による「化粧」された数字である。
  • 全セグメントが赤字: 情報・印刷、知育、通信販売の3事業すべてがセグメント損失を計上。原材料費・電力料金の高止まりに加え、中国向け海外版権の不調など外部環境の逆風も強い。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 19.36億円(通期計画90億円に対し進捗率 21.5%
  • 営業利益: △1.98億円(通期計画1億円に対し、第1四半期で既に赤字転落)
  • 経常利益: △1.85億円(通期計画1.2億円に対し、大幅な赤字)
  • 四半期純利益: 0.95億円(通期計画0.5億円に対し、進捗率 190.0%

進捗分析: 売上高の進捗率は前年同期(24.8%)を下回っており、勢いは鈍化している。純利益こそ通期目標を既に超過しているが、これは有価証券売却益によるもので、本業の営業利益ベースでは計画達成に極めて黄色信号が灯る状況である。

3. セグメント別のモメンタム

  • 情報・印刷事業【減速】: 売上高18.21億円(10.4%減)。ECサイトは順調だが、それ以外の売上減少を補えず。原材料費高騰に加え、東京支店の移転費用も重なり、1.3億円の利益(前年同期)から5,300万円の損失へ転落。

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進捗詳細

今期累計実績

2024-11 〜 2025-01

項目 当期 前年比 前年同期 2023-11 〜 2024-01
売上高 19.4億円 -9.5% 21.4億円
営業利益 -2.0億円 1,000,000円
経常利益 -1.9億円 14,000,000円
当期純利益(親会社帰属) 95,000,000円 +987.7% 8,000,000円
包括利益 -1.2億円 1.1億円
1株当たり当期純利益 3.88円 0.36円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-01末 2024-10末
総資産 87.7億円 92.9億円
純資産 34.5億円 35.7億円
自己資本比率 39.3% 38.4%
自己資本 34.5億円 35.7億円

通期予想

2024-11 〜 2025-10

項目 予想 前年比(予想)
売上高 90.0億円 +4.6%
営業利益 1.0億円
経常利益 1.2億円
当期純利益 50,000,000円
1株当たり当期純利益 2.03円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円 予想
期末 0円 2円 予想
年間合計 0円 2円 予想