三光合成株式会社は、工業用プラスチック成形品の製造販売および金型の製造販売を主軸とする「プラスチックエンジニアリングカンパニー」です。主要製品は自動車用内外装部品(車両部門)、情報通信機器部品、家電部品などで、特に売上高の約7割を占める自動車業界への依存度が高い構造です。主要顧客には本田技研工業などの大手自動車メーカーが含まれます。競合環境としては、グローバルな価格競争に加え、電気自動車(EV)化に伴う部品構成の変化への対応が求められる厳しい状況にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-29 提出)収益性
営業利益率
6.2%
≧10%が優良
ROA
7.5%
≧5%が優良
ROE
12.2%
≧10%が優良
ROIC
7.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-2.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
36.9%
≧10%が優良
EPS成長率
47.6%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前期比2.9%減の911億円となったが、原価低減と高付加価値製品へのシフトにより営業利益は36.9%増の56億円と大幅な増益を達成した。
- ROEは12.4%(前期比3.0pt改善)、自己資本比率は42.3%(前期比2.4pt改善)と、収益性・財務健全性ともに向上傾向にある。
- 中国市場での販売不振に伴う武漢子会社の減損リスクが継続的な懸念点だが、営業CFは85億円と潤沢であり、稼ぐ力の質は高い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-07 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 11.9億円 / 予想: 61.0億円
+16.8%
売上高
実績: 224.2億円 / 予想: 940.0億円
+5.0%
2Q
営業利益
実績: 33.6億円 / 予想: 61.0億円
+13.6%
売上高
実績: 489.1億円 / 予想: 940.0億円
+6.9%
3Q
営業利益
実績: 47.5億円 / 予想: 61.0億円
+16.7%
売上高
実績: 729.5億円 / 予想: 940.0億円
+8.2%
3行解説
- 売上高は前年同期比8.2%増の729億円、営業利益は16.7%増の47.5億円と、主力事業の好調により大幅な増収増益を達成。
- 地域別ではアジア(利益26.2%増)と北米(利益33.3%増)が収益を牽引する一方、欧州は金型の減収により利益が49.3%減と明暗が分かれた。
- 通期計画に対する営業利益の進捗率は77.9%と順調な推移を見せているが、外部環境の不透明感から通期予想および配当予想は据え置かれている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-07 | 2026年5月期 第3四半期 | +16.7% | -1.8% | -4.7% | — | — |
| 2026-01-13 | 2026年5月期 第2四半期 | +13.6% | -3.4% | +9.4% | +8.5% | -6.0% |
| 2025-10-09 | 2026年5月期 第1四半期 | +16.8% | -0.0% | -6.7% | -8.7% | -11.4% |
| 2025-07-10 | 2025年5月期 通期 | +36.9% | +0.7% | +16.6% | +18.5% | +24.7% |
| 2025-04-08 | 2025年5月期 第3四半期 | +47.2% | +6.1% | +2.3% | +5.5% | +2.3% |
| 2025-01-09 | 2025年5月期 第2四半期 | +44.7% | -1.5% | +6.5% | +8.7% | +7.3% |
有価証券報告書
2025-08-29 有価証券報告書-第92期(2024/06/01-2025/05/31)