旭化学工業株式会社は、プラスチック製品の成形加工および樹脂成形用金型の設計製作を主たる事業としています。
- 主要製品・サービス: 電動工具部品、自動車用部品が売上高の93.5%を占めており、特に射出成形技術に強みを持っています。
- 主要顧客: マキタグループ(マキタ中国、マキタ昆山、マキタ本体)への依存度が極めて高く、グループ合計で売上高の約58.7%を占めています。
- 競合環境: 電動工具および自動車業界の特定顧客に深く食い込んでいるものの、原材料価格の高騰や人手不足、省人化投資の競争に晒されています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-26 提出)収益性
営業利益率
-0.5%
≧10%が優良
ROA
-0.7%
≧5%が優良
ROE
0.9%
≧10%が優良
ROIC
-0.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
0.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-220.3%
≧10%が優良
EPS成長率
-49.7%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前期比0.2%増の83.6億円と横ばいだが、営業損益は国内の研究開発費増や減価償却費の重石により0.45億円の赤字に転落した。
- マキタグループへの売上依存度が約6割と極めて高く、主要顧客の動向が業績を大きく左右する収益構造となっている。
- 自己資本比率は79.2%と極めて高い財務健全性を維持しているが、ROEは0.87%まで低下しており、資本効率の改善が喫緊の課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.3億円 / 予想: 0.4億円
—
売上高
実績: 23.3億円 / 予想: 78.5億円
+1.1%
2Q
営業利益
実績: 0.6億円 / 予想: 0.7億円
—
売上高
実績: 45.4億円 / 予想: 85.0億円
+1.5%
3行解説
- 自動車部品のモデル切り替えに伴い売上高は1.5%増と微増ながら、製造コスト低減が寄与し営業利益は5,700万円(前年同期は3,600万円の損失)と黒字転換を達成。
- 自動車業界からの受注減少を、日本・中国・タイの全拠点で堅調だった電動工具部品の受注増が補い、利益面での回復を牽引。
- 足元の業績推移を踏まえ、通期の連結業績予想を上方修正。特に営業利益は期初予想を大幅に上回る進捗を見せる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-13 | 2026年8月期 第2四半期 | — | +4.7% | -0.0% | — | — |
| 2026-01-13 | 2026年8月期 第1四半期 | — | -1.2% | +0.4% | -6.8% | -1.7% |
| 2025-10-14 | 2025年8月期 通期 | — | +2.8% | -1.5% | -5.9% | -7.5% |
| 2025-07-11 | 2025年8月期 第3四半期 | -240.0% | +0.3% | +0.7% | -5.4% | -13.0% |
| 2025-04-14 | 2025年8月期 第2四半期 | -28.6% | +1.9% | -2.9% | -9.9% | -11.9% |
| 2025-01-14 | 2025年8月期 第1四半期 | -800.0% | +1.2% | -0.8% | +1.2% | +2.0% |
有価証券報告書
2025-11-26 有価証券報告書-第59期(2024/09/01-2025/08/31)