株式会社キングジムは、オフィス・家庭向けの文具事務用品およびライフスタイル用品の企画・販売を行う大手メーカーです。
- 主要製品・サービス: ラベルライター「テプラ」、厚型ファイル、デジタルメモ「ポメラ」のほか、子会社を通じてキッチン雑貨(Toffy)、オリジナル家具(ぼん家具)、生活家電、アーティフィシャル(造花)などを展開しています。
- 主要顧客: アスクル株式会社(連結売上の12.7%)、エコール流通グループ株式会社(同11.0%)などの大手事務用品卸。
- 競合環境: 文具・ファイル市場では国内上位に位置しますが、DX推進に伴うペーパーレス化の影響を強く受けており、既存市場の縮小に対しライフスタイル分野への多角化で対抗しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-17 提出)収益性
営業利益率
1.4%
≧10%が優良
ROA
1.5%
≧5%が優良
ROE
1.8%
≧10%が優良
ROIC
0.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
0.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 前期の赤字からV字回復を遂げ、売上高396.4億円(前年比0.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4.2億円と黒字転換を達成。
- 主力のファイル市場縮小を「ライフスタイル用品事業(売上144.6億円)」の伸長と、徹底した販管費の抑制・利益率改善で補う構造。
- 第11次中期経営計画(2027年目標:売上520億円・営業益28億円)の達成に向け、デジタルサービス展開と戦略的M&Aを成長の柱に据える。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第3四半期 、2026-04-24 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -2.1億円 / 予想: 15.0億円
+15.5%
売上高
実績: 82.5億円 / 予想: 420.0億円
-6.1%
2Q
営業利益
実績: 2.0億円 / 予想: 10.0億円
+1000.0%
売上高
実績: 179.7億円 / 予想: 405.0億円
-3.0%
3Q
営業利益
実績: 5.2億円 / 予想: 10.0億円
+35.2%
売上高
実績: 279.0億円 / 予想: 405.0億円
-3.1%
3行解説
- 売上高は前年同期比3.1%減の279億100万円となったが、売上総利益率の改善と販管費の抑制により、営業利益は同35.2%増の5億2200万円と大幅な増益を達成した。
- 文具事務用品、ライフスタイル用品の両事業で利益面は改善したものの、海外子会社での過年度法人税の計上などにより、四半期純利益は同10.3%減の3億4800万円に留まった。
- 通期計画に対する営業利益の進捗率は52.2%と中盤の進捗であり、第4四半期での挽回が求められる着地となっている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-24 | 2026年6月期 第3四半期 | +35.2% | -0.9% | — | — | — |
| 2026-01-29 | 2026年6月期 第2四半期 | +1000.0% | -0.2% | -2.3% | -7.9% | +0.3% |
| 2025-10-31 | 2026年6月期 第1四半期 | +15.5% | -0.2% | -1.0% | +0.1% | -4.6% |
| 2025-07-31 | 2025年6月期 通期 | — | -0.7% | -1.6% | -5.4% | -6.2% |
| 2025-04-24 | 2025年6月期 第3四半期 | — | -0.5% | -3.9% | -8.0% | -9.4% |
| 2025-01-30 | 2025年6月期 第2四半期 | — | -0.1% | +1.1% | +0.3% | +4.3% |
有価証券報告書
2025-09-17 有価証券報告書-第77期(2024/06/21-2025/06/20)