短信要約
1. 要点(3行)
- 「量から質」への転換に伴う減収減益だが、受注残は過去最高水準を維持: 低利益率なハードウェア販売を抑制し、高付加価値なソフトウェアソリューションへシフト。売上高は前年同期比1.7%減、営業利益は20.6%減となったが、受注残高は106.89億円(前年同期比1.0%増)と積み上がっている。
- 商号変更と人的資本への積極投資が利益を圧迫: 2025年4月の「DAIKO XTECH」への社名変更に伴う一時費用や、中期経営計画「CANVAS TWO」に基づく従業員処遇改善・教育投資の継続が販管費を押し上げ、利益下押しの主因となった。
- 機動的なM&Aによる「モビリティ事業」の強化: 自動車業界向け生産管理システムに強みを持つブリットアプリケーション社を連結子会社化。既存の「rBOM」等との相乗効果により、重点ソリューション領域の拡大を加速させる構え。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第2四半期の累計実績は以下の通り。
- 売上高: 204.72億円(前年同期比1.7%減)
- 営業利益: 6.74億円(同20.6%減)
- 経常利益: 7.10億円(同20.6%減)
- 中間純利益: 4.41億円(同22.5%減)
通期計画に対する進捗率と勢い: 売上高の進捗率は47.6%、営業利益は27.5%に留まる。前年同期の営業利益進捗率(通期実績に対する比率)と比較しても、今期は人的資本投資や社名変更関連の先行費用が嵩んでいるため、利益面での進捗はスローペースに見える。ただし、同社業績は年度末(3月)に偏重する特性があり、106.89億円の豊富な受注残を背景に、下期での急回復を織り込んだ計画となっている。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメントだが、提供区分別の状況は以下の通り。
- ソフトウェアソリューション(勢い:強): 売上高107.66億円(前年同期比5.6%増)。モダナイゼーション案件やストックビジネスが堅調に推移し、粗利率も向上。ビジネスモデル転換の牽引役となっている。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 204.7億円 | -1.7% | 208.3億円 |
| 営業利益 | 6.7億円 | -20.6% | 8.5億円 |
| 経常利益 | 7.1億円 | -20.6% | 8.9億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 4.4億円 | -22.5% | 5.7億円 |
| 包括利益 | 8.2億円 | +54.5% | 5.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 34.9円 | — | 43.71円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 270.7億円 | 268.4億円 |
| 純資産 | 130.6億円 | 127.2億円 |
| 自己資本比率 | 48.2% | 47.2% |
| 自己資本 | 130.6億円 | 126.7億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,030.71円 | 997.9円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 430.0億円 | +0.7% |
| 営業利益 | 24.5億円 | +1.6% |
| 経常利益 | 25.1億円 | +0.6% |
| 当期純利益 | 16.5億円 | -2.0% |
| 1株当たり当期純利益 | 127.33円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 18円 |
| 期末 | 32円 | 18円 予想 |
| 年間合計 | 32円 | 36円 予想 |