丸藤シートパイル株式会社は、1926年創業の重仮設資材(建設工事の土台を作る際に一時的に使用される鋼材)のパイオニアです。鋼矢板(シートパイル)やH形鋼などの資材の「販売」「賃貸」に加え、それらに付随する「加工」「運送」「工事施工」を垂直統合で手がけています。 収益構造は、単なる資材の横流しではなく、工事現場ごとのニーズに合わせた工法提案や加工、現場での施工までを一気通貫で提供する「ワンストップ・ソリューション」に特徴があります。日本製鉄を主とする鉄鋼メーカーから資材を調達し、鹿島建設などの大手ゼネコンを主要顧客としています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
4.4%
≧10%が優良
ROA
3.6%
≧5%が優良
ROE
5.1%
≧10%が優良
ROIC
3.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
12.0%
≧10%が優良
EPS成長率
11.8%
≧10%が優良
3行解説
- 重仮設資材の販売・賃貸・加工・運送・施工を自社グループ内で完結させる垂直統合型のビジネスモデルにより、顧客の利便性と工期短縮を実現。
- 日本製鉄との長年の信頼関係に基づく安定した調達力と、100年近い歴史で築いた大手ゼネコン各社との強固な営業ネットワークが最大の参入障壁。
- 本業で蓄積した潤沢な現預金、含み益のある政策保有株式、時価評価の高い保有不動産など、極めて強固な資産背景を持つ「資産背景型企業」。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 5.7億円 / 予想: 16.0億円
+50.0%
売上高
実績: 95.1億円 / 予想: 366.0億円
+15.1%
2Q
営業利益
実績: 8.3億円 / 予想: 16.0億円
+31.4%
売上高
実績: 185.9億円 / 予想: 366.0億円
+11.1%
3Q
営業利益
実績: 17.0億円 / 予想: 18.5億円
+54.9%
売上高
実績: 297.4億円 / 予想: 400.0億円
+12.5%
通期
営業利益
実績: 21.1億円 / 予想: 未開示
+33.6%
売上高
実績: 403.4億円 / 予想: 未開示
+13.4%
3行解説
- 2026年3月期は、売上高403.4億円(前年比13.4%増)、営業利益21.1億円(同33.6%増)と大幅な増収増益を達成し、中期経営計画の目標値を1年前倒しでクリアした。
- 株主還元を強化しており、年間配当を前期の130円から200円(記念配当10円含む)へ大幅増配したほか、2026年4月1日付で1株につき5株の株式分割を実施した。
- 2027年3月期の通期予想は、増収を確保するものの、労務費や資機材コストの上昇を織り込み、親会社株主に帰属する当期純利益は17.5億円(11.0%減)と反落を見込む。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +33.6% | — | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +54.9% | +5.0% | +9.0% | +11.8% | -75.1% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | +31.4% | -5.4% | -4.4% | +4.7% | +3.2% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | +50.0% | +4.7% | +13.6% | +12.8% | +11.4% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | +12.0% | +1.4% | +1.8% | +5.4% | +3.2% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | -8.4% | -0.7% | +1.0% | +1.3% | +3.0% |
有価証券報告書
2025-06-20 有価証券報告書-第77期(2024/04/01-2025/03/31)