ミツウロコグループホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 過去最高益の更新と大幅増配: 売上高(3,396億円)と親会社株主に帰属する当期純利益(105億円)で過去最高を更新。年間配当は前期の41円から56円へ大幅増配を決定。
  • 本業(営業利益)は苦戦: 電力事業での「容量市場」拠出金負担やエネルギー事業の人財・システム投資が重なり、連結営業利益は87億円(前期比28.9%減)と大幅な減益着地。
  • 資産効率化による利益底上げ: 政策保有株式の縮減を加速し、投資有価証券売却益50億円を特別利益に計上。これが営業減益を補い、最終利益の押し上げと自社株買い(39億円)の原資となった。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 3,396億56百万円(前期比9.9%増)
  • 営業利益: 87億69百万円(前期比28.9%減)
  • 経常利益: 100億5百万円(前期比24.8%減)
  • 当期純利益: 105億15百万円(前期比15.5%増)

進捗と勢いの変化: 本資料は通期決算のため、2026年3月期(来期)計画に対する見通しを分析すると、営業利益は120億円(36.8%増)とV字回復を見込んでいます。前期は容量拠出金という制度上のコスト増に押されましたが、来期は電力事業の収益正常化とエネルギー事業の価格適正化により、勢いを取り戻す計画です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 電力事業(勢い:足元減速・来期回復期待): 売上高は1,569億円(17.7%増)と拡大したが、容量市場への拠出金負担が直撃し、営業利益は67億円(31.4%減)。ただし、JEPX(卸電力市場)価格の安定化はプラス要因。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 3396.6億円 +9.9% 3090.8億円
営業利益 87.7億円 -28.9% 123.3億円
経常利益 100.0億円 -24.8% 133.0億円
当期純利益(親会社帰属) 105.2億円 +15.5% 91.1億円
包括利益 51.2億円 -48.7% 99.7億円
1株当たり当期純利益 182.05円 153.93円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1857.3億円 1808.7億円
純資産 986.9億円 999.0億円
自己資本比率 53.1% 55.2%
自己資本 985.8億円 998.6億円
1株当たり純資産 1,746.77円 1,701.24円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 10.6% 9.5%
ROA(総資産経常利益率) 5.5% 7.5%
売上高営業利益率 2.6% 4.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 179.7億円 105.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 5.9億円 -94.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -88.4億円 -18.9億円
期末現金及び現金同等物残高 404.9億円 308.2億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 3670.0億円 +8.1%
営業利益 120.0億円 +36.8%
経常利益 125.0億円 +24.9%
当期純利益 88.0億円 -16.3%
1株当たり当期純利益 155.93円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 41円 56円
配当性向:当期 30.8% / 前期 26.6% 純資産配当率:当期 3.2% / 前期 2.5%