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三京化成 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 資産売却とコスト適正化で純利益が大幅増: 2025年3月期は、政策保有株の売却益やコスト適正化により、親会社株主に帰属する当期純利益が前年同期比81.5%増の6.29億円と急伸した。
  • 過去最大級の自己株式取得による資本効率の向上: 約18億円の自己株式取得を実施し、1株当たり純利益(EPS)は前年の259.88円から497.66円へとほぼ倍増。資本効率を重視する姿勢を鮮明にしている。
  • 実力値は堅調も、次期予想は慎重な横ばい圏: 2026年3月期は売上高2.1%増、営業利益0.2%増と微増を計画。増配(年100円)を掲げる一方、米国の関税政策などの外部不透明感を背景に慎重なトーンを維持。

2. 直近の業績と進捗率

  • 2025年3月期着地: 売上高271.17億円(前年比+3.4%)、営業利益4.64億円(同+21.5%)、経常利益5.87億円(同+16.8%)、純利益6.29億円(同+81.5%)。
  • 進捗と勢い: 通期計画に対して利益面で大きく超過達成した。特に営業利益率は前年の1.5%から1.7%へ改善しており、不採算取引の見直しやコスト適正化の効果が着実に現れている。純利益の伸びが突出しているのは、海外子会社株式の譲渡や投資有価証券売却益3.62億円の計上による一過性要因が強い。

3. セグメント別のモメンタム

  • 科学事業(勢い): 売上高227.07億円(前年同期比8.7%増)。道路舗装材やコンクリート用薬剤などの土木関連、水処理剤などの化学工業関連が大幅増収を牽引。情報・輸送機器分野での一部減速(半導体関連など)を他分野で十分にカバーしている。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 271.2億円 +3.4% 262.3億円
営業利益 4.6億円 +21.5% 3.8億円
経常利益 5.9億円 +16.8% 5.0億円
当期純利益(親会社帰属) 6.3億円 +81.5% 3.5億円
包括利益 4.8億円 -50.5% 9.7億円
1株当たり当期純利益 497.66円 259.88円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 161.8億円 178.7億円
純資産 87.1億円 101.6億円
自己資本比率 53.9% 56.9%
自己資本 87.1億円 101.6億円
1株当たり純資産 9,479.12円 7,616.53円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.7% 3.6%
ROA(総資産経常利益率) 3.5% 2.9%
売上高営業利益率 1.7% 1.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -6.7億円 11.9億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 8.5億円 -2.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -12.2億円 -1.5億円
期末現金及び現金同等物残高 14.3億円 24.1億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 277.0億円 +2.1%
営業利益 4.7億円 +0.2%
経常利益 5.6億円 -5.2%
当期純利益 6.2億円 -0.9%
1株当たり当期純利益 678.96円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 45円 45円
期末 45円 45円
配当性向:当期 18.1% / 前期 34.6% 純資産配当率:当期 1.1% / 前期 1.2%