株式会社ナガホリは、宝飾品(ジュエリー)の製造・卸売・小売を主軸とする企業です。ダイヤモンドや真珠、貴石を用いた高価格帯の製品に強みがあり、「NADIA」「DAVID MORRIS」「SCAVIA」といったラグジュアリーブランドを重点的に展開しています。
- 主要製品・サービス: 宝飾品(ネックレス、リング等)、地金、時計、および賃貸ビル事業、太陽光発電事業。
- 主要顧客: 株式会社ドン・キホーテ(売上比率10.1%)、株式会社ヴァンドームヤマダ(同6.5%)、株式会社そごう・西武(同5.0%)など。
- 競合環境: 百貨店や富裕層マーケットを主戦場とし、インバウンド需要の取り込みや自社ブランドの育成を通じた差別化を図っていますが、原材料価格の高騰や円安による仕入コスト増が課題となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
3.2%
≧10%が優良
ROA
2.8%
≧5%が優良
ROE
3.2%
≧10%が優良
ROIC
2.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-29.3%
≧10%が優良
EPS成長率
-21.9%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高はインバウンド需要の回復で228.9億円(前年比4.9%増)と伸長したが、経常利益は6.5億円(同34.8%減)と大幅な減益となった。
- 特定の株主グループによる急激な株式買い増しへの対応費用(アドバイザリー費用1.7億円)を特別損失に計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は4.0億円(同21.8%減)に留まった。
- 棚卸資産が110.6億円に積み上がり、営業キャッシュフローが約9.7億円の赤字となるなど、資金繰りの効率性と在庫管理の適正化が喫緊の課題である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.4億円 / 予想: 9.0億円
-66.4%
売上高
実績: 56.7億円 / 予想: 224.0億円
+3.7%
2Q
営業利益
実績: 4.5億円 / 予想: 9.5億円
+32.4%
売上高
実績: 125.5億円 / 予想: 240.0億円
+12.2%
3Q
営業利益
実績: 11.3億円 / 予想: 13.0億円
+136.6%
売上高
実績: 208.8億円 / 予想: 265.0億円
+21.7%
通期
営業利益
実績: 17.2億円 / 予想: 未開示
+138.2%
売上高
実績: 293.8億円 / 予想: 未開示
+28.3%
3行解説
- 令和8年3月期(通期)は、金地金価格の高騰と富裕層向け販売の好調を背景に、売上高が前年比28.3%増、営業利益が138.3%増と大幅な増収増益を達成した。
- 積極的な在庫確保(棚卸資産224.8億円増)に伴い営業キャッシュ・フローは9.6億円の赤字となり、不足資金を短期借入金31.4億円の増額で賄う財務構成となっている。
- 次期(令和9年3月期)予測は一転して減収減益を見込むが、配当性向40%を目安とした15円の配当を予定し、株主還元への姿勢を継続している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | +138.2% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | +136.6% | +0.0% | -0.2% | +1.6% | — |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | +32.4% | +0.7% | +1.1% | +12.0% | +20.4% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -66.4% | -1.3% | -2.1% | -3.5% | -9.0% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | -29.3% | +0.0% | +0.9% | +9.1% | +7.1% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | -38.0% | +0.6% | +2.3% | +2.8% | +9.4% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第64期(2024/04/01-2025/03/31)