株式会社リンガーハットは、長崎郷土料理の専門店「長崎ちゃんぽん リンガーハット」および、とんかつ専門店「とんかつ 濵かつ」を主力とする外食チェーンです。連結子会社8社とともに、国内635店舗、海外11店舗(合計646店舗)を展開しています。自社工場での生産から物流、店舗運営までを一貫して行う「製造直売業」の形態が強みであり、使用野菜の全量国産化など、安全・安心に特化したブランド展開を競合他社との差別化要因としています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-28 提出)収益性
営業利益率
3.9%
≧10%が優良
ROA
5.8%
≧5%が優良
ROE
7.3%
≧10%が優良
ROIC
5.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
68.6%
≧10%が優良
EPS成長率
28.8%
≧10%が優良
3行解説
- 主力の「長崎ちゃんぽん事業」が大幅増益(前年同期比74.7%増)を達成し、連結業績全体の回復を力強く牽引した。
- 「とんかつ事業」は原材料費・人件費の高騰により営業減益となるなど課題が残るが、不採算店舗の減損(1.48億円)など構造改革を継続中。
- 自己資本比率が46.7%(前年比1.9ポイント増)に向上し、年間配当も12円(前期10円)へ増配するなど、財務健全性と還元姿勢の両面で改善が見られる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-10 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 4.0億円 / 予想: 17.0億円
+5.9%
売上高
実績: 111.1億円 / 予想: 455.0億円
+6.4%
2Q
営業利益
実績: 7.9億円 / 予想: 19.9億円
+12.2%
売上高
実績: 224.0億円 / 予想: 457.5億円
+5.5%
3Q
営業利益
実績: 11.4億円 / 予想: 19.9億円
-10.6%
売上高
実績: 334.8億円 / 予想: 457.5億円
+4.1%
通期
営業利益
実績: 14.2億円 / 予想: 未開示
-16.3%
売上高
実績: 450.8億円 / 予想: 未開示
+2.9%
3行解説
- 増収減益の着地と純利益の急増: 売上高は450.84億円(前期比2.9%増)と増収を確保したものの、原材料・光熱費の高騰が響き、営業利益は14.18億円(同16.3%減)となりました。一方で、税金費用の調整等により親会社株主に帰属する当期純利益は17.27億円(同78.4%増)と大幅に伸長しました。
- 価格改定とコスト増の相克: 主力の「長崎ちゃんぽん事業」および「とんかつ事業」において複数回の価格改定を実施し、既存店売上高は前年比103.3%と堅調でしたが、人件費増や食材費の吸収が追いつかず、本業の収益性は低下しました。
- 次期の大幅営業増益予想: 2027年2月期は、DX推進による店舗運営効率化や中期経営計画に基づく施策により、営業利益22億円(前期比55.1%増)と大幅な回復を見込んでいます。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年2月期 通期 | -16.3% | -2.0% | -4.3% | — | — |
| 2026-01-09 | 2026年2月期 第3四半期 | -10.6% | -0.3% | -7.1% | -9.4% | -8.0% |
| 2025-10-10 | 2026年2月期 第2四半期 | +12.2% | +1.8% | +5.4% | -3.2% | -3.5% |
| 2025-07-11 | 2026年2月期 第1四半期 | +5.9% | +0.6% | +0.7% | -2.7% | -5.9% |
| 2025-04-11 | 2025年2月期 通期 | +68.7% | +3.2% | +1.0% | -8.0% | -12.1% |
| 2025-01-10 | 2025年2月期 第3四半期 | +162.3% | +1.4% | +6.6% | +3.3% | +7.1% |
有価証券報告書
2025-05-28 有価証券報告書-第61期(2024/03/01-2025/02/28)