株式会社しまむらは、日本全国に「ファッションセンターしまむら」を主軸とした衣料品チェーン店を展開する小売業のリーダーです。低価格ながらトレンドを押さえた実用衣料を提供する「しまむら」のほか、ヤングカジュアルの「アベイル」、ベビー・子供用品の「バースデイ」、雑貨の「シャンブル」など、多角的なブランド展開を行っています。 ビジネスモデルの核心は、自社開発のIT・物流インフラを用いた「しまむらシステム」にあります。約600社のサプライヤーからの集中仕入れと、返品を前提としない「完全買い取り制」によって仕入コストを抑えつつ、全国に張り巡らされた物流網で多頻度小口配送を行うことで、店舗での在庫回転率を最大化し、高利益率を維持する構造です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2026-02 期末、2026-05-12 提出)収益性
営業利益率
8.8%
≧10%が優良
ROA
11.0%
≧5%が優良
ROE
9.0%
≧10%が優良
ROIC
9.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
3.8%
≧10%が優良
EPS成長率
6.5%
≧10%が優良
3行解説
- 全国2,200店舗超のネットワークと、自社運営の高度な物流・ITシステムによる「完全買い取り・低コスト運営」が他社の追随を許さない構造的強み。
- 商品力の強化に向け、プライベートブランド(PB)やサプライヤーとの共同開発ブランド(JB)の比率を高め、プロパー消化率(定価販売比率)向上による粗利改善を推進。
- 実店舗の利便性を活かしたEC戦略(店舗受取率の高水準維持)と、未開拓の都市部への進出、台湾事業の再構築を成長の柱に据える。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-03-30 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 153.1億円 / 予想: 606.9億円
+5.0%
売上高
実績: 1683.7億円 / 予想: 6926.4億円
+2.4%
2Q
営業利益
実績: 314.6億円 / 予想: 606.9億円
+0.2%
売上高
実績: 3435.8億円 / 予想: 6926.4億円
+3.9%
3Q
営業利益
実績: 481.8億円 / 予想: 606.9億円
+3.5%
売上高
実績: 5255.1億円 / 予想: 6926.4億円
+5.6%
通期
営業利益
実績: 614.8億円 / 予想: 未開示
+3.8%
売上高
実績: 7000.3億円 / 予想: 未開示
+5.2%
3行解説
- 連結売上高が初の7,000億円を突破: 主力「しまむら」事業の好調に加え、アベイルやシャンブル等の全事業で増収を達成し、過去最高の業績を更新。
- 強力な株主還元と流動性向上策: 配当金を前期から15円増の215円(分割前換算)とし、約456億円の自己株式取得を実施。さらに1対3の株式分割(2026年2月21日付)を断行。
- 高付加価値化戦略の成功: PB「CLOSSHI」や共同開発ブランド(JB)の拡充により、消費者の節約志向が続く中でも一点単価の上昇と客数増を両立。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-30 | 2026年2月期 通期 | +3.8% | +1.8% | -1.0% | -3.4% | -9.1% |
| 2025-12-22 | 2026年2月期 第3四半期 | +3.5% | -2.2% | -8.3% | -6.3% | -79.6% |
| 2025-09-29 | 2026年2月期 第2四半期 | +0.2% | +2.1% | -11.2% | -14.4% | -3.2% |
| 2025-06-30 | 2026年2月期 第1四半期 | +5.0% | +0.5% | +7.6% | +7.1% | +0.3% |
| 2025-03-31 | 2025年2月期 通期 | +7.1% | +3.9% | +23.0% | +14.8% | +15.7% |
有価証券報告書
2026-05-12 有価証券報告書-第73期(2025/02/21-2026/02/20)
2025-05-19 有価証券報告書-第72期(2024/02/21-2025/02/20)