イオン株式会社は、306社の連結子会社と26社の持分法適用関連会社を擁する、日本最大級の小売グループの純粋持株会社です。事業内容は多岐にわたり、総合スーパー(GMS)の「イオン」、スーパーマーケット(SM)の「マックスバリュ」、ドラッグストアの「ウエルシア」、ショッピングセンター開発の「イオンモール」、さらには「イオンカード」を中心とした総合金融事業を複合的に展開しています。 主要顧客は国内外の一般消費者であり、競合環境としてはセブン&アイ・ホールディングス等の国内大手小売のほか、ECプラットフォームや地域密着型の専門スーパーと激しく競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-29 提出)収益性
営業利益率
2.3%
≧10%が優良
ROA
1.8%
≧5%が優良
ROE
1.4%
≧10%が優良
ROIC
1.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-5.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-35.7%
≧10%が優良
3行解説
- 連結営業収益は10兆1,348億円(前期比6.1%増)と過去最高を更新したが、小売セグメントのコスト増により営業利益は2,377億円(前期より130億円の減益)となった。
- 総合金融およびディベロッパー事業が収益を牽引する一方で、GMS事業とSM事業がインフレによる経費増と減損損失により足かせとなっている。
- ツルハホールディングスとの資本業務提携やイオンモール等の完全子会社化など、M&Aとグループ再編による「イオン生活圏」の拡大を加速させている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-09 13:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 562.8億円 / 予想: 2700.0億円
+17.8%
売上高
実績: 2.6兆円 / 予想: 10.5兆円
+4.8%
2Q
営業利益
実績: 1181.3億円 / 予想: 2700.0億円
+19.8%
売上高
実績: 5.2兆円 / 予想: 10.5兆円
+3.8%
3Q
営業利益
実績: 1447.4億円 / 予想: 2750.0億円
+23.1%
売上高
実績: 7.7兆円 / 予想: 10.7兆円
+3.7%
通期
営業利益
実績: 2704.6億円 / 予想: 未開示
+13.8%
売上高
実績: 10.7兆円 / 予想: 未開示
+5.7%
3行解説
- 過去最高業績とツルハの連結化: 営業収益、営業利益、経常利益が過去最高を更新。2026年1月にツルハホールディングスを連結子会社化したことで、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比167.5%増と爆発的に伸長した。
- グループ再編の加速: 「プラットフォーム」の強化を目的に、イオンモールおよびイオンディライトを完全子会社化。さらに首都圏・近畿圏のSM事業再編を実行するなど、次期中期計画を見据えた構造改革が鮮明となった。
- コスト増を吸収する収益構造: 原材料費高騰や賃上げによるコスト増に対し、高利益率のPB「トップバリュ」の拡充や、デベロッパー事業、ヘルス&ウエルネス事業の成長によってグループ全体で利益を確保した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-09 | 2026年2月期 通期 | +13.8% | -7.3% | -11.1% | — | — |
| 2026-01-08 | 2026年2月期 第3四半期 | +23.1% | -0.9% | -11.5% | -14.8% | -17.9% |
| 2025-10-14 | 2026年2月期 第2四半期 | +19.8% | +4.6% | +19.6% | +28.1% | +26.7% |
| 2025-07-31 | 2026年2月期 第1四半期 | +17.8% | -0.7% | +9.0% | -67.8% | -70.3% |
| 2025-04-11 | 2025年2月期 通期 | -5.2% | +4.9% | +1.4% | +1.3% | -2.4% |
| 2025-01-10 | 2025年2月期 第3四半期 | -17.7% | +0.5% | +3.7% | +4.6% | +14.9% |
有価証券報告書
2025-05-29 有価証券報告書-第100期(2024/03/01-2025/02/28)