株式会社小林洋行は、投資・金融サービス業を中核とし、生活・環境、スポーツ施設提供、不動産、インターネット広告の5つの事業を展開する多角化企業です。主力は子会社のフジトミ証券(株)を通じた取引所為替証拠金取引(くりっく365)や商品先物取引であり、営業総利益の約49%を「くりっく365・くりっく株365」の受取手数料が占める収益構造となっています。競合環境としては、大手証券会社やネット証券との厳しい競争下にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-30 提出)収益性
営業利益率
3.9%
≧10%が優良
ROA
0.9%
≧5%が優良
ROE
2.5%
≧10%が優良
ROIC
1.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
-40.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-35.4%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は前年同期比4.3%増の46.8億円と増収を確保したが、人件費等の営業費用増により営業利益は同40.7%減の1.8億円と大幅な減益。
- 主力の金融サービス業は相場変動の影響で手数料収入が微増したものの、システム投資や人件費が重石となり、セグメント利益は19.4%減と足踏み状態。
- 自己資本比率は46.8%と一定の健全性を維持しているが、ROEは2.48%と低迷しており、資産効率の改善が急務の課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:45 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: 0.3億円 / 予想: 未開示
-56.9%
売上高
実績: 13.6億円 / 予想: 未開示
+7.4%
2Q
営業利益
実績: 0.6億円 / 予想: 未開示
-60.3%
売上高
実績: 25.8億円 / 予想: 未開示
+4.2%
3Q
営業利益
実績: 1.4億円 / 予想: 未開示
-34.6%
売上高
実績: 37.9億円 / 予想: 未開示
+5.6%
通期
営業利益
実績: 1.8億円 / 予想: 未開示
+0.6%
売上高
実績: 50.5億円 / 予想: 未開示
+7.8%
3行解説
- 営業収益が50.47億円(前期比7.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が2.8億円(同17.0%増)となり、増収増益で着地。
- 主力の投資・金融サービス業で金価格の上昇等を背景に手数料収入が拡大したほか、不動産業での物件売却が事業開始以来最高の業績を記録。
- 次期の業績予想は、商品・株式市況等の外部環境による影響が大きく算定困難として非開示とする一方、前期配当は1円増配の年6円を実施。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | +0.6% | — | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | -34.6% | -3.7% | -7.6% | +13.0% | +5.8% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | -60.3% | +1.6% | -0.8% | +14.1% | +26.9% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -56.9% | -0.9% | -3.7% | -0.9% | +0.2% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | -40.7% | -0.9% | -3.3% | -2.9% | -2.6% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | -32.4% | -0.5% | +0.1% | +7.0% | +3.8% |
有価証券報告書
2025-06-30 有価証券報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)