短信要約
1. 要点(3行)
- 増収ながら全段階利益で大幅減益(営業利益-40.7%)となり、販管費の増加(前年同期比+8.4%)が収益を圧迫する苦しい着地。
- 主力の投資・金融サービス業は金価格高騰や市場活性化で受取手数料が増加したものの、相場急変に伴う預かり資産の減少やコスト増で利益は二桁減。
- 次期業績予想および配当予想を「未定」としており、地政学的リスクやトランプ政権の政策動向による市場の先行き不透明感を強く警戒する姿勢。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期(通期)の連結実績は以下の通りです。
- 売上高(営業収益): 46.80億円(前年同期比 +4.3%)
- 営業利益: 1.81億円(同 -40.7%)
- 経常利益: 2.55億円(同 -30.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 2.39億円(同 -35.4%)
進捗率と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する最終進捗率は100%ですが、当初より業績予想を公表しない方針であるため、前年実績との比較が重要です。前年は営業利益3.05億円を確保していましたが、今期は1.81億円に留まりました。特に営業費用が27.68億円から30.01億円へと約2.3億円増加しており、増収分(約1.9億円)をコスト増が上回る「減益基調」への転換が見て取れます。
3. セグメント別のモメンタム
- 投資・金融サービス業【減速】: 営業収益20.45億円(+3.6%)、セグメント利益2.29億円(-19.4%)。金価格の歴史的高騰や「くりっく365」の自動売買サービス開始は寄与したものの、8月・3月の相場暴落による預かり資産減少が響きました。
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今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 46.8億円 | +4.3% | 44.9億円 |
| 営業利益 | 1.8億円 | -40.7% | 3.0億円 |
| 経常利益 | 2.5億円 | -30.2% | 3.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 2.4億円 | -35.4% | 3.7億円 |
| 包括利益 | 3.1億円 | -55.6% | 6.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 19.23円 | — | 29.76円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 208.8億円 | 184.7億円 |
| 純資産 | 97.7億円 | 95.2億円 |
| 自己資本比率 | 46.8% | 51.6% |
| 自己資本 | 97.7億円 | 95.2億円 |
| 1株当たり純資産 | 784.62円 | 764.83円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 2.5% | 4.0% |
| ROA(総資産経常利益率) | 1.3% | 2.1% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 4.4億円 | 2.4億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -3.3億円 | -3.4億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -92,000,000円 | 36,000,000円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 17.2億円 | 17.0億円 |
来期予想
業績予想は開示されていません。
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 5円 | 5円 |
配当性向:当期 26.0% / 前期 16.8%
純資産配当率:当期 0.6% / 前期 0.7%