株式会社ナレルグループは、建設業界およびIT業界向けに技術者派遣事業を展開する持株会社です。主力子会社の株式会社ワールドコーポレーションを通じて、建築、土木、設備等の施工管理技術者やCADオペレーターの派遣を中核事業(建設ソリューション事業)としています。
- 主要サービス:未経験者を積極的に採用・育成し、現場の即戦力として供給するビジネスモデルに強み。
- 主要顧客:ゼネコン各社を中心とした建設・プラント業界。
- 競合環境:大手人材派遣会社と競合するものの、「プロ人材」に特化した教育メソッドと若手層(39歳以下が91%)の厚みで差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-10 期末、2026-01-28 提出)収益性
営業利益率
11.7%
≧10%が優良
ROA
11.7%
≧5%が優良
ROE
14.9%
≧10%が優良
ROIC
10.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
11.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
-9.1%
≧10%が優良
EPS成長率
-6.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上収益は241.59億円(前年比11.8%増)と増収を継続するも、積極的な採用投資と管理部門の強化により営業利益は28.27億円(同9.1%減)の減益。
- 建設業界の深刻な人手不足を背景に契約単価が上昇(月次平均51.9万円)しており、稼働人数の拡大と単価アップの双方でトップラインを牽引。
- 総資産の57.3%を占める「のれん」140.75億円の減損リスクと、31.1%に達する高い退職率の低減が将来的なキャッシュフロー維持の鍵。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-10 第1四半期 、2026-03-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 7.2億円 / 予想: 30.1億円
-19.6%
売上高
実績: 62.8億円 / 予想: 292.5億円
+6.5%
3行解説
- 増収減益の着地:売上収益は前年同期比6.5%増の62.7億円と成長を維持したが、営業利益は19.6%減の7.2億円と大幅な減益となった。
- 先行投資と待機コストが重石:中期経営計画の初年度として採用・営業力を強化した一方、需給バランスの調整局面で一時的な技術者の待機コストが発生した。
- 稼働率は回復基調:建設ソリューション事業の稼働率は前年同期比で低下したものの、1Q期間中を通じて改善方向にあり、2Q以降の利益回復に含みを持たせた。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-13 | 2026年10月期 第1四半期 | -19.6% | -0.2% | +2.7% | — | — |
| 2025-12-12 | 2025年10月期 通期 | -9.1% | -1.3% | -2.5% | -5.2% | -12.3% |
| 2025-09-11 | 2025年10月期 第3四半期 | +5.2% | -0.7% | -4.0% | -1.7% | -12.4% |
| 2025-06-13 | 2025年10月期 第2四半期 | +15.2% | -1.6% | -6.3% | -7.2% | -11.3% |
| 2025-03-13 | 2025年10月期 第1四半期 | +21.0% | -0.9% | -7.9% | -0.9% | -7.4% |
有価証券報告書
2026-01-28 有価証券報告書-第7期(2024/11/01-2025/10/31)
2025-01-30 有価証券報告書-第6期(2023/11/01-2024/10/31)