株式会社GRCSは、ガバナンス・リスク・コンプライアンス(GRC)およびセキュリティ領域に特化したソリューションを提供しています。独自のITツール(「Enterprise Risk MT」等)の提供や、専門人材によるコンサルティングを通じて、企業の内部統制やサイバーセキュリティ体制の構築を支援しています。
- 主要製品・サービス: GRCソリューション(導入支援、運用保守)、セキュリティソリューション、フィナンシャルテクノロジー。
- 主要顧客: みずほ証券株式会社(当期売上高の26.5%、約8.83億円を占める)。
- 競合環境: 欧米勢が先行するGRC市場において、国内数少ない専業企業としてニッチな地位を確立していますが、コンサルティング大手や大手Sierと競合する局面もあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-11 期末、2026-02-26 提出)収益性
営業利益率
-2.0%
≧10%が優良
ROA
-3.7%
≧5%が優良
ROE
-330.5%
≧10%が優良
ROIC
-5.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-253.6%
≧10%が優良
EPS成長率
-559.7%
≧10%が優良
3行解説
- 当期売上高は33.33億円(前期比1.4%増)と微増ながら、フィナンシャルテクノロジー事業の大型案件中断に伴う減損等で5.27億円の純損失を計上し、債務超過(△9,593万円)に転落。
- 債務超過により「継続企業の前提に関する注記」が付されたが、2026年2月にフィックスターズ社との資本業務提携による約0.96億円の増資を完了し、当面の資金繰り懸念は解消。
- 今後の成長は、属人的なコンサルティングからAIを実装したプロダクトによる「標準化サービス」へのモデル転換と、リカーリング(継続収益)モデルの強化に懸かっている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-11 第1四半期 、2026-04-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.7億円 / 予想: 1.2億円
-4.4%
売上高
実績: 8.2億円 / 予想: 36.8億円
+5.3%
3行解説
- 売上高は前年同期比5.3%増の8.20億円と増収を確保した一方、各段階利益は投資やコスト増により前年同期から赤字幅が拡大。
- 前連結会計年度末に発生した債務超過状態は、第三者割当増資等による資金調達を経て△0.34億円まで縮小。
- AI機能を実装した自社プロダクトの強化と、専門子会社「株式会社GRCSテクノロジーズ」の設立により、収益基盤の再構築を急ぐ。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年11月期 第1四半期 | -4.4% | -1.0% | -8.0% | — | — |
| 2026-01-19 | 2025年11月期 通期 | — | +7.7% | +44.6% | +24.1% | +11.8% |
| 2025-10-15 | 2025年11月期 第3四半期 | -681.8% | -0.4% | -15.1% | -28.1% | -34.1% |
| 2025-07-15 | 2025年11月期 第2四半期 | — | -2.0% | -2.1% | -12.2% | -11.4% |
| 2025-04-14 | 2025年11月期 第1四半期 | — | +3.0% | -9.9% | -17.1% | -14.0% |
| 2025-01-14 | 2024年11月期 通期 | — | +3.3% | -15.7% | -16.3% | -14.7% |
有価証券報告書
2026-02-26 有価証券報告書-第21期(2024/12/01-2025/11/30)
2025-02-28 有価証券報告書-第20期(2023/12/01-2024/11/30)