株式会社AB&Companyは、美容室チェーン「Agu.」を全国展開する企業グループの持株会社です。直営店、フランチャイズ(FC)、および美容室に特化したインテリアデザインの3事業を柱としています。
- 事業内容: 美容室「Agu.」の運営およびFC本部の運営。最大の特徴は、スタイリストと業務委託契約を結ぶ「業務委託モデル」を採用し、高賃金かつ柔軟な働き方を提供することで人材を確保している点にあります。
- 主要製品・サービス: ヘアカット等の美容サービス、プライベートブランド商品の販売、店舗内装デザイン。
- 主要顧客: 一般消費者およびFC加盟法人。
- 競合環境: 参入障壁が低く多数の競合が存在するが、高い集客力(Hot Pepper Beautyの活用)と地方都市への積極展開により差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-10 期末、2026-01-27 提出)収益性
営業利益率
8.4%
≧10%が優良
ROA
6.3%
≧5%が優良
ROE
10.2%
≧10%が優良
ROIC
4.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
6.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
-6.3%
≧10%が優良
EPS成長率
-16.8%
≧10%が優良
3行解説
- 積極的なM&A(3社買収)と新規出店により売上収益は193.7億円(前期比6.6%増)と過去最高を更新。
- インフレによるコスト増が直撃し、主力の直営事業が赤字転落。営業利益は16.3億円(同6.3%減)の減益。
- のれん・商標権が総資産の5割強(139.7億円)を占めており、店舗収益性が改善しない場合の減損リスクが極めて高い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-10 第1四半期 、2026-03-17 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 5.1億円 / 予想: 24.0億円
+39.0%
売上高
実績: 52.3億円 / 予想: 229.0億円
+15.3%
3行解説
- 前期末に実施した美容室運営法人3社のM&Aが奏功し、売上高は前年同期比15.3%増、営業利益は同39.0%増と大幅な増収増益で発進。
- 直営美容室運営事業が黒字転換(セグメント利益0.68億円)し、FC事業もロイヤリティ収益増で2桁成長を維持したことが全体を牽引。
- 会計上の見積りの変更(耐用年数等の見直し)により営業利益が0.54億円押し上げられた側面はあるが、キャッシュフロー創出力は着実に向上。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-17 | 2026年10月期 第1四半期 | +39.0% | +0.6% | +3.5% | — | — |
| 2025-12-15 | 2025年10月期 通期 | -6.3% | +1.3% | +5.7% | +4.6% | -0.6% |
| 2025-09-12 | 2025年10月期 第3四半期 | -3.6% | -0.5% | +23.6% | +30.5% | +2.6% |
| 2025-06-13 | 2025年10月期 第2四半期 | +1.4% | +1.0% | -0.7% | +0.5% | -7.5% |
| 2025-03-14 | 2025年10月期 第1四半期 | +8.7% | -0.4% | -2.0% | +6.0% | +1.5% |
有価証券報告書
2026-01-27 有価証券報告書-第8期(2024/11/01-2025/10/31)
2025-01-30 有価証券報告書-第7期(2023/11/01-2024/10/31)