株式会社エーアイテイーは、自社で輸送手段を持たない「NVOCC(非船舶運航業者)」として、国際貨物輸送事業を展開する総合物流企業です。
- 事業内容: 日本・中国・東南アジア間を主軸とした海上・航空貨物輸送、輸出入通関、3PL(サードパーティー・ロジスティクス)業務。
- 主要製品・サービス: 国際貨物輸送に加え、検品・検針・流通加工を組み合わせた付加価値サービスを提供。オンライン通関サービス「Cargo Information Service」によるDX推進が強み。
- 主要顧客: アパレル、日用雑貨関連の荷主が中心。
- 競合環境: 倉庫・通関業者系、商社系、メーカー系の各NVOCCと競合。特定の系列に属さない独立系としての機動力と中国沿海部への密な拠点網で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-22 提出)収益性
営業利益率
7.3%
≧10%が優良
ROA
16.5%
≧5%が優良
ROE
16.3%
≧10%が優良
ROIC
14.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
8.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
-5.9%
≧10%が優良
EPS成長率
2.0%
≧10%が優良
3行解説
- 増収減益: 営業収益は556.38億円(前年比8.2%増)と拡大したが、日本セグメントでの海上運賃上昇に伴う原価高騰や人件費増が響き、営業利益は40.73億円(同5.9%減)に。
- 強固な財務と高水準の還元: 自己資本比率74.6%、ROE 16.7%と高い資本効率と安全性を両立。配当性向は61.7%に達し、年間80円の安定配当を維持。
- DXと3PLへの注力: 運賃市況に左右されない収益構造への転換を目指し、デジタル化による業務効率化と、ロジスティード社との資本業務提携を通じた3PL案件の受注拡大を推進。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-14 12:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 10.6億円 / 予想: 43.0億円
-7.3%
売上高
実績: 147.4億円 / 予想: 600.0億円
+14.4%
2Q
営業利益
実績: 20.2億円 / 予想: 43.0億円
-4.9%
売上高
実績: 282.4億円 / 予想: 600.0億円
+8.0%
3Q
営業利益
実績: 32.9億円 / 予想: 43.0億円
-1.9%
売上高
実績: 441.5億円 / 予想: 600.0億円
+5.3%
通期
営業利益
実績: 42.0億円 / 予想: 未開示
+3.0%
売上高
実績: 584.0億円 / 予想: 未開示
+5.0%
3行解説
- 2026年2月期はアパレル関連の荷動き回復と、期間前半の海上運賃上昇が寄与し、営業収益583.99億円(前期比5.0%増)、当期純利益31.75億円(同4.2%増)と増収増益を達成した。
- 株主還元を強化しており、年間配当は前期の80円から100円へと大幅に増配。配当性向は74.0%に達し、次期も110円へのさらなる増配を計画している。
- 次期(2027年2月期)は、物流業界のコスト増を見込むものの、「チャイナプラスワン」の流れを受けたASEAN・バングラデシュ等での取扱拡大やAI利活用による効率化で、営業利益7.9%増を目指す強気の姿勢。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年2月期 通期 | +3.0% | +2.5% | +0.8% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年2月期 第3四半期 | -1.9% | -2.1% | -0.8% | -6.0% | -2.7% |
| 2025-10-10 | 2026年2月期 第2四半期 | -4.9% | -1.2% | -1.4% | -5.7% | -5.3% |
| 2025-07-15 | 2026年2月期 第1四半期 | -7.3% | -0.0% | -1.1% | -1.6% | +4.4% |
| 2025-04-14 | 2025年2月期 通期 | -5.9% | +3.4% | +12.1% | -1.5% | +0.7% |
| 2025-01-14 | 2025年2月期 第3四半期 | -5.9% | +0.7% | -2.4% | -1.6% | -3.0% |
有価証券報告書
2025-05-22 有価証券報告書-第38期(2024/03/01-2025/02/28)