株式会社アイドママーケティングコミュニケーションは、食品スーパーマーケットやドラッグストア等の流通小売業を主要顧客とし、販売促進(販促)支援をトータルで提供する企業です。主力の「統合型販促支援事業(ARSS:Aidma Retail Support System)」では、伝統的な新聞折込広告の制作から、電子棚札・デジタルサイネージ・アプリ等の「リテールメディア」へのデジタルシフト支援までを一気通貫で行っています。主要顧客は株式会社バロー(売上構成比24.3%)および株式会社ライフコーポレーション(同12.6%)であり、特定の流通大手への依存度が高い構造です。競合環境としては、広告代理店や印刷会社のほか、販促のDX化を推進するITベンダーと競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
6.4%
≧10%が優良
ROA
7.9%
≧5%が優良
ROE
15.1%
≧10%が優良
ROIC
9.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-4.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
19.2%
≧10%が優良
EPS成長率
198.6%
≧10%が優良
3行解説
- 収益構造の改善: 売上高は前期比4.3%減の55.8億円となったが、原価低減と業務効率化により営業利益は同19.2%増の3.5億円、経常利益は同29.3%増の3.8億円と大幅な増益を達成。
- 純利益の急増と財務の健全性: 子会社清算に伴う繰延税金資産の計上等により、純利益は前期比約3倍の4.7億円を記録。自己資本比率は72.5%(前期比7.9ポイント上昇)と極めて高い水準を維持。
- 事業ポートフォリオの選択と集中: 最先端Web技術を持つ子会社ニューフォリアを清算し事業を譲渡。リテールメディア等の注力分野への経営資源集中を鮮明にしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.4億円 / 予想: 3.0億円
-30.9%
売上高
実績: 11.3億円 / 予想: 50.0億円
-15.6%
2Q
営業利益
実績: 0.9億円 / 予想: 3.0億円
-41.8%
売上高
実績: 23.2億円 / 予想: 50.0億円
-18.8%
3Q
営業利益
実績: 2.3億円 / 予想: 3.0億円
-36.7%
売上高
実績: 36.8億円 / 予想: 50.0億円
-18.4%
通期
営業利益
実績: 2.7億円 / 予想: 未開示
-25.3%
売上高
実績: 47.6億円 / 予想: 未開示
-14.8%
3行解説
- 2026年3月期は大幅な減収減益となり、売上高は47.61億円(前期比14.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1.79億円(同62.1%減)で着地。
- 流通小売業のコスト意識の高まりから販促需要が抑制された一方、人手不足対応や「リテールメディア」への関心は高く、電子棚札等のデジタル施策を継続強化。
- 次期(2027年3月期)は、統合型販促支援の伸長により売上高50億円、営業利益3億円への回復を見込み、配当は年10円を維持する方針。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -25.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | -36.7% | +0.8% | +2.3% | +6.6% | — |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | -41.8% | +1.1% | +0.4% | -4.4% | -5.2% |
| 2025-08-12 | 2026年3月期 第1四半期 | -30.9% | -1.0% | -4.2% | -6.1% | -11.5% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | +19.3% | +3.9% | -7.2% | -4.0% | -6.8% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | +81.0% | +1.5% | +12.7% | +21.8% | +10.8% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第46期(2024/04/01-2025/03/31)