日本プロセス株式会社は、制御システム、自動車システム、特定情報システム(危機管理・宇宙等)、組込システム、産業・ICTソリューションの5つの領域でシステム開発を展開するソフトウェアハウスです。特にエネルギー、鉄道、道路といった社会インフラ分野の制御・組込ソフトに強みを持ち、独立系ながら**日立製作所グループへの売上高占有率が42.6%**に達するなど、特定の巨大顧客との強固な信頼関係を基盤としています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-27 提出)収益性
営業利益率
10.9%
≧10%が優良
ROA
8.4%
≧5%が優良
ROE
13.7%
≧10%が優良
ROIC
7.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
10.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
19.7%
≧10%が優良
EPS成長率
102.2%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高が10.6%増の104.7億円、営業利益が19.7%増の11.4億円と過去最高を更新し、中期経営計画の最終利益目標を初年度でほぼ射程圏内に捉えた。
- 政策保有株(アドソル日進)の全売却により約8.4億円の特別利益を計上、純利益は前期比2倍超の14.7億円となり、これに伴い年間配当を38円から62円へ大幅増配した。
- 特定情報システムセグメントが売上33.7%増と爆発的に成長した一方、売上債権の大幅な増加により営業CFが純利益を下回る事象が見られる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-03-31 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.4億円 / 予想: 12.6億円
+50.9%
売上高
実績: 27.5億円 / 予想: 115.0億円
+15.2%
2Q
営業利益
実績: 7.4億円 / 予想: 12.6億円
+37.4%
売上高
実績: 58.4億円 / 予想: 115.0億円
+17.6%
3Q
営業利益
実績: 11.4億円 / 予想: 14.6億円
+33.7%
売上高
実績: 89.2億円 / 予想: 120.0億円
+17.0%
3行解説
- 業績好調による上方修正と増配: 売上高(前年同期比17.0%増)および営業利益(同33.7%増)が大幅に伸長し、通期予想の上方修正と共に年間配当を当初予想から10円増の76円へ引き上げた。
- 全セグメントで増収増益: 特に半導体市場の回復を背景とした「組込システム」や、ガバメントクラウド案件が寄与した「産業・ICTソリューション」が牽引し、全5セグメントで前年を上回る成長を記録。
- 戦略的提携の進展: 2025年9月にSCSK株式会社と資本業務提携を締結。自動車システムを筆頭とする産業分野での競争力強化に向けた布石を打っている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-31 | 2026年5月期 第3四半期 | +33.7% | +5.5% | -0.9% | -4.0% | — |
| 2025-12-26 | 2026年5月期 第2四半期 | +37.4% | +0.5% | -5.2% | -7.1% | -15.2% |
| 2025-09-30 | 2026年5月期 第1四半期 | +50.9% | -0.8% | -3.5% | -4.7% | -7.2% |
| 2025-07-10 | 2025年5月期 通期 | +19.7% | +1.4% | +3.7% | -3.7% | -2.6% |
| 2025-03-31 | 2025年5月期 第3四半期 | +19.2% | +0.2% | -0.3% | -2.5% | -9.8% |
有価証券報告書
2025-08-27 有価証券報告書-第58期(2024/06/01-2025/05/31)