株式会社ヤマザワは、山形県を拠点に宮城県、秋田県でスーパーマーケット(SM)事業を展開する地場大手チェーンです。SM事業を核に、ドラッグストア事業、食品製造事業を垂直統合しており、地域密着型の「ドミナント経営」を強みとしています。主要顧客は営業エリアの一般消費者であり、競合環境としては、同業のスーパーのみならず、食品強化型のドラッグストアやディスカウンターとの業態を超えた価格競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-29 提出)収益性
営業利益率
-0.8%
≧10%が優良
ROA
-1.4%
≧5%が優良
ROE
-9.5%
≧10%が優良
ROIC
-1.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
0.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-231.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-679.3%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は1,025億5,800万円(前年同期比0.7%増)と微増ながら、人件費・光熱費の高騰が直撃し、営業損失8億2,100万円、当期純損失26億1,700万円の大幅赤字に転落。
- 収益性悪化に伴い、店舗や工場などの固定資産について13億400万円の減損損失を計上したことで、最終利益が大きく押し下げられ、ROEは△9.55%と悪化。
- 第4次中期経営計画を策定し、早期黒字化を目指すが、全セグメントが赤字という厳しい状況下で、コストコントロールと店舗改装による収益回復が急務。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-20 17:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.5億円 / 予想: 4.5億円
—
売上高
実績: 260.6億円 / 予想: 1030.0億円
+4.4%
2Q
営業利益
実績: 6.0億円 / 予想: 4.5億円
—
売上高
実績: 530.8億円 / 予想: 1030.0億円
+4.2%
3Q
営業利益
実績: 7.0億円 / 予想: 4.5億円
—
売上高
実績: 786.4億円 / 予想: 1030.0億円
+3.6%
通期
営業利益
実績: 11.4億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 1054.0億円 / 予想: 未開示
+2.8%
3行解説
- 2026年2月期連結業績は、売上高が前年比2.8%増の1,054億円となり、営業利益以下の各段階利益で大幅な赤字から黒字転換を果たしたV字回復の決算。
- 収益性向上に向けた「選択と集中」として、不採算であった秋田県のスーパーマーケット事業(よねや事業等)を会社分割により承継し、事業構造改革を断行。
- 次期予想は事業分離の影響で減収減益を見込むが、自己資本比率は51.2%へ向上し、有利子負債の削減が進むなど財務体質の健全化が顕著。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-20 | 2026年2月期 通期 | — | +0.9% | -1.7% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年2月期 第3四半期 | — | -0.7% | +1.9% | -3.4% | -2.4% |
| 2025-10-10 | 2026年2月期 第2四半期 | — | +0.7% | +2.4% | -5.0% | -6.1% |
| 2025-07-14 | 2026年2月期 第1四半期 | — | -0.8% | -0.9% | -8.3% | -12.1% |
| 2025-04-14 | 2025年2月期 通期 | — | +0.2% | -3.2% | -12.2% | -13.6% |
| 2025-01-10 | 2025年2月期 第3四半期 | — | +1.0% | +0.1% | -4.4% | -4.9% |
有価証券報告書
2025-05-29 有価証券報告書-第63期(2024/03/01-2025/02/28)