短信要約
1. 要点(3行)
- 利益進捗が極めて高く、営業利益は第3四半期時点で通期計画を131.8%超過。 生物資産の公正価値評価(IAS第41号)が利益を大きく押し上げる特有の収益構造が鮮明となっている。
- 主力「まいたけ」の販売数量減少を、単価上昇と「エリンギ」「ぶなしめじ」の伸長でカバー。 節約志向による消費減退を価格転嫁と品目ミックスの改善で凌いでいる状況。
- 研究開発体制の抜本的強化(「研究開発本部」への格上げ)を断行。 「ミライ研究所」の新設など、従来のキノコ販売に依存しない高付加価値製品(キノコのお肉等)へのシフトを急いでいる。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の連結業績(IFRS)は、売上収益が274.63億円(前年同期比0.9%増)、**営業利益が43.09億円(同0.0%減)**となりました。 通期計画(売上収益519.70億円、営業利益32.70億円)に対する進捗率は以下の通りです。
- 売上収益(収益合計)進捗率:75.8%(前年同期比で微減も、ほぼ例年並みの推移)
- 営業利益進捗率:131.8%(計画を大幅に超過)
営業利益が計画を既に突破しているのは、冬場の需要期に伴う生物資産(成長過程のキノコ)の公正価値評価益119.17億円が収益に含まれるためです。前年同期の進捗と比較しても、利益面での勢いは極めて強いものの、第4四半期における評価損益の戻りを見越してか、現時点で予想の修正は行われていません。
3. セグメント別のモメンタム
「茸事業」全体では売上収益271.75億円(0.7%増)と堅調ですが、品目ごとに明暗が分かれています。
- 【勢いあり】エリンギ: 売上収益29.23億円(3.7%増)。店頭での詰め放題企画などが奏功し、販売量・単価ともに上昇。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 393.8億円 | -0.5% | 395.7億円 |
| 営業利益 | 43.1億円 | +0.0% | 43.1億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上収益 | 519.7億円 | -2.2% |
| 営業利益 | 32.7億円 | +35.1% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 3円 | 4円 |
| 期末 | 12円 | 12円 予想 |
| 年間合計 | 15円 | 16円 予想 |