株式会社トライアルホールディングスは、IT技術を駆使した独自の「リテールDX」を強みとするディスカウントストアチェーンです。中核の「流通小売事業」では、九州を中心に日本全国で「TRIAL」ブランドの店舗を352店展開しています。また、「リテールAI事業」では自社開発のスマートショッピングカート「Skip Cart」などをグループ外へも外販しています。競合環境としては、既存のスーパーマーケットやGMS(総合スーパー)、ドラッグストア、他社のディスカウントストアと激しく競合しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-26 提出)収益性
営業利益率
2.6%
≧10%が優良
ROA
7.2%
≧5%が優良
ROE
9.5%
≧10%が優良
ROIC
7.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
12.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
10.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-12.3%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は8,038億円(前年同期比12.0%増)と25期連続の増収を達成し、リテールAI事業も黒字化を果たす。
- 2025年7月に株式会社西友を約4,045億円で完全子会社化し、連結売上高1兆円超の巨大グループへ飛躍するが、買収に伴う約3,674億円の巨額借入が財務負担となる。
- 当期の営業キャッシュ・フローが44億円の赤字に転落しており、棚卸資産の増加と仕入債務の圧縮が資金繰りに影響を与えている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第3四半期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 51.4億円 / 予想: 254.0億円
+4.2%
売上高
実績: 3266.2億円 / 予想: 1.3兆円
+66.8%
2Q
営業利益
実績: 166.8億円 / 予想: 254.0億円
+71.9%
売上高
実績: 6741.2億円 / 予想: 1.3兆円
+67.0%
3Q
営業利益
実績: 229.4億円 / 予想: 280.0億円
+70.4%
売上高
実績: 1.0兆円 / 予想: 1.3兆円
+67.3%
3行解説
- 西友の完全子会社化により、第3四半期累計の売上高が1兆36億円(前年同期比67.3%増)と劇的に拡大し、1兆円規模の流通グループへ急成長した。
- EBITDAは521億円(同122.8%増)と大幅伸長した一方、のれん償却費(114億円)や支払利息等の増加により、親会社株主に帰属する四半期純利益は59億円(同29.3%減)となった。
- 決済機能付きレジカート「Skip Cart」の導入台数が2.3万台を超えるなど、リテールAI事業が黒字化し、西友店舗へのテクノロジー導入によるシナジー創出が本格化している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年6月期 第3四半期 | +70.4% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年6月期 第2四半期 | +71.9% | +6.5% | +50.7% | +43.1% | — |
| 2025-11-13 | 2026年6月期 第1四半期 | +4.2% | +0.3% | +1.2% | +24.2% | +24.6% |
| 2025-08-13 | 2025年6月期 通期 | +10.2% | -0.3% | -0.5% | -5.7% | -13.6% |
| 2025-05-14 | 2025年6月期 第3四半期 | -12.6% | +0.5% | +5.9% | -4.8% | +10.9% |
| 2025-02-13 | 2025年6月期 第2四半期 | -16.1% | -3.1% | -28.8% | -4.3% | -2.6% |
有価証券報告書
2025-09-26 有価証券報告書-第11期(2024/07/01-2025/06/30)