JESCOホールディングス株式会社は、独立系の総合エンジニアリング企業グループです。主に以下の3つのセグメントで事業を展開しています。
- 国内EPC事業: 太陽光発電設備、移動体通信基地局(5G)、防災行政無線、ETC設備などの設計・調達・建設・保守をワンストップで提供。
- アセアンEPC事業: ベトナムを中心に、空港や工場などの電気・通信設備工事および設計積算のオフショア業務を展開。
- 不動産事業: 賃貸用オフィスビルの保有・管理、および不動産の再生・売却。
主要顧客は建設会社、電気設備会社、通信機器メーカーなど多岐にわたり、特定の元請けに依存しない「独立系」の立ち位置が強みです。競合環境としては、国内・アセアン共に大手・中小の建設・設備企業と競合していますが、設計から保守までの一気通貫体制(ワンストップ)で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-26 提出)収益性
営業利益率
9.0%
≧10%が優良
ROA
9.7%
≧5%が優良
ROE
15.0%
≧10%が優良
ROIC
8.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
28.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
50.6%
≧10%が優良
EPS成長率
5.8%
≧10%が優良
3行解説
- 増収増益の達成: 売上高は前期比28.8%増の190.7億円、営業利益は50.6%増の17.2億円と大幅な伸びを記録したが、不動産売却益が大きく寄与している側面がある。
- 国内事業とアセアンの明暗: 国内EPC事業が11.8億円の利益を上げ牽引する一方、アセアンEPC事業はベトナムの市場停滞や貸倒引当金の影響で1.68億円のセグメント損失を計上。
- 積極的な還元と成長投資: 創立55周年記念配当を含む1株40円配当を実施。中期計画では2028年8月期に売上高250億円、配当性向40%を掲げ、蓄電所建設やM&Aを加速させる方針。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 6.0億円 / 予想: 18.0億円
+112.8%
売上高
実績: 51.0億円 / 予想: 200.0億円
+6.1%
2Q
営業利益
実績: 13.2億円 / 予想: 18.0億円
+119.9%
売上高
実績: 109.3億円 / 予想: 200.0億円
+25.9%
3行解説
- 第2四半期累計の営業利益が前年同期比119.8%増の13.15億円と大幅増益を達成。
- 国内EPC事業の好調に加え、不動産事業での物件売却が寄与し、全段階利益で前年同期比2倍以上の成長。
- 受注高が前年同期比81.5%増の136.89億円と急増しており、次期繰越受注残高も127.56億円に積み上がった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-13 | 2026年8月期 第2四半期 | +119.9% | +1.3% | +22.1% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年8月期 第1四半期 | +112.8% | -2.6% | +32.8% | +29.1% | +34.3% |
| 2025-10-10 | 2025年8月期 通期 | +50.6% | +5.2% | +2.3% | +12.4% | +12.3% |
| 2025-07-14 | 2025年8月期 第3四半期 | +117.3% | +0.4% | -3.6% | -1.3% | +29.5% |
| 2025-04-14 | 2025年8月期 第2四半期 | +571.9% | -1.2% | -4.6% | -11.0% | -7.8% |
| 2025-01-14 | 2025年8月期 第1四半期 | +487.5% | +1.9% | -6.3% | -4.0% | -3.1% |
有価証券報告書
2025-11-26 有価証券報告書-第56期(2024/09/01-2025/08/31)