株式会社カウリス(Caulis Inc.)は、マネー・ローンダリング(AML)対策やサイバーセキュリティ領域に特化した法人向けクラウド型不正アクセス検知サービス「Fraud Alert(フロードアラート)」を提供する企業です。2024年3月に東証グロース市場に上場しました。
- 主要製品・サービス: 端末情報や行動履歴から「本人らしさ」を判定する「Fraud Alert」が主軸。2025年9月からは全国10社の送配電事業者と連携し、電力契約情報を活用した本人確認支援サービス「Grid Data KYC」の提供を開始しています。
- 主要顧客: 三井住友銀行(売上高の12.2%を占める)をはじめ、ネット銀行、地方銀行、証券会社、クレジットカード事業者などの金融機関が中心。
- 競合環境: 従来の個社単位のモニタリングに対し、顧客横断・業界横断で不正データを流通・プラットフォーム化させる「共創」モデルによる検知精度の高さを強みとしています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-30 提出)収益性
営業利益率
29.1%
≧10%が優良
ROA
19.4%
≧5%が優良
ROE
18.6%
≧10%が優良
ROIC
15.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
14.3%
≧10%が優良
営業利益成長率
-1.1%
≧10%が優良
EPS成長率
-3.8%
≧10%が優良
3行解説
- 業績: 第11期は売上高14.01億円(前期比14.3%増)、経常利益4.10億円(同5.6%増)と増収増益を確保し、自己資本比率75.9%と極めて高い財務健全性を維持。
- 戦略: 主力の「Fraud Alert」に加え、電力10社との提携による新事業「Grid Data KYC」をローンチし、金融機関の口座開設時のなりすまし防止ニーズを深耕。
- 還元: 上場後初の配当(1株当たり4.8円)の実施と、3億円を上限とする自社株買いの決定など、積極的な株主還元姿勢を鮮明にした。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2025-12 通期 、2026-02-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.0億円 / 予想: 2.6億円
+1.1%
売上高
実績: 3.3億円 / 予想: 13.7億円
+16.0%
2Q
営業利益
実績: 2.2億円 / 予想: 未開示
+14.4%
売上高
実績: 6.7億円 / 予想: 未開示
+14.7%
3Q
営業利益
実績: 3.3億円 / 予想: 未開示
+9.3%
売上高
実績: 10.3億円 / 予想: 未開示
+14.7%
通期
営業利益
実績: 4.1億円 / 予想: 未開示
-1.0%
売上高
実績: 14.0億円 / 予想: 未開示
+14.3%
3行解説
- 増収微減益の着地と初配当の実施: 2025年12月期は売上高14.00億円(前年同期比14.3%増)と伸長したが、成長投資により営業利益は4.08億円(同1.1%減)と微減。初となる期末配当4.80円を公表した。
- 新事業「Grid Data KYC」の立ち上げ: 2025年9月にリリースした電力データ活用の新サービスが売上に寄与開始。10社の送配電事業者との連携など、既存の「Fraud Alert」に続く第2の柱として育成中。
- 2026年12月期は増収増益を予想: 次期は売上高15.70億円(12.1%増)、営業利益4.11億円(0.7%増)を計画。新製品の固定費計上や採用投資を継続しつつ、1株当たり5.50円への増配を予定。
書類一覧
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有報
2026-03-30 2025-12 期末 有価証券報告書-第11期(2025/01/01-2025/12/31)
短信
2026-02-13 2025-12 通期 2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
短信
2025-11-14 2025-12 第3四半期 2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
短信
2025-08-14 2025-12 第2四半期 2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)
短信
2025-05-15 2025-12 第1四半期 2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
有報
2025-03-31 2024-12 期末 有価証券報告書-第10期(2024/01/01-2024/12/31)
短信
2025-02-14 2024-12 通期 2024年12月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)