東建コーポレーション株式会社は、土地所有者向けの賃貸建物(アパート・マンション・貸店舗等)の建築請負(リース建設事業)と、建築後の物件管理・サブリース(不動産賃貸事業)を中核とする企業集団です。連結子会社に住宅設備製造のナスラック㈱や賃貸仲介の「ホームメイト」を展開する東建ビル管理㈱などを擁し、企画・設計・施工・仲介・管理までを一貫して手掛ける垂直統合型モデルに強みを持ちます。競合他社が大手のハウスメーカーである中、高耐震鉄骨造などの技術力と全国規模の仲介ネットワークを武器に、安定した入居率(当期末99.0%)を維持しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-04 期末、2025-07-25 提出)収益性
営業利益率
6.1%
≧10%が優良
ROA
10.1%
≧5%が優良
ROE
12.4%
≧10%が優良
ROIC
11.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
70.7%
≧10%が優良
EPS成長率
76.4%
≧10%が優良
3行解説
- 建築請負事業での価格改定浸透と生産性向上により、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比76.4%増の157.7億円と大幅増益。
- 不動産賃貸事業は入居率99.0%と極めて高く、ストック型ビジネスとして安定収益を維持し、ROEは12.4%まで改善。
- 1株当たり配当金を前期の250円から330円へ大幅増額(予定)し、強固な財務基盤(自己資本比率58.5%)を背景に株主還元姿勢を強化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-04 第3四半期 、2026-03-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 56.1億円 / 予想: 211.3億円
+8.6%
売上高
実績: 934.8億円 / 予想: 3868.8億円
+5.0%
2Q
営業利益
実績: 108.5億円 / 予想: 211.3億円
+5.4%
売上高
実績: 1871.4億円 / 予想: 3868.8億円
+4.6%
3Q
営業利益
実績: 162.0億円 / 予想: 211.3億円
-2.8%
売上高
実績: 2827.5億円 / 予想: 3868.8億円
+4.3%
3行解説
- 売上高は前年同期比4.3%増の2,827億円と着実な増収を確保したが、資材・労務費の高騰が響き、営業利益は161億円(同2.8%減)の減益で着地。
- 建設事業の受注高が1,609億円(前年同期比17.9%増)と極めて好調に推移しており、来期以降の業績拡大に向けた強力な先行指標となっている。
- 2026年2月に約295億円規模の自己株式公開買付け(TOB)の決済を完了。大規模な株主還元と資本効率の改善を断行した点は、市場から高く評価される。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-13 | 2026年4月期 第3四半期 | -2.8% | +1.0% | -5.2% | — | — |
| 2025-12-12 | 2026年4月期 第2四半期 | +5.4% | -1.1% | +4.6% | -1.3% | -5.6% |
| 2025-09-12 | 2026年4月期 第1四半期 | +8.6% | +1.2% | +1.2% | -4.1% | -8.2% |
| 2025-06-12 | 2025年4月期 通期 | +70.7% | +1.4% | +2.2% | +1.1% | -2.1% |
| 2025-03-13 | 2025年4月期 第3四半期 | +97.8% | -0.3% | -0.9% | +12.4% | +11.0% |
有価証券報告書
2025-07-25 有価証券報告書-第49期(2024/05/01-2025/04/30)