株式会社守谷商会は、長野県長野市に本社を置く1916年創業の老舗総合建設会社(ゼネコン)です。建築事業、土木事業、不動産事業を柱とし、地域に根ざした受注基盤を背景に稼ぐビジネスモデルを構築しています。
収益の根幹は、官公庁および民間からの請負工事(建築・土木)です。単なる施工にとどまらず、地中熱を利用した独自の省エネシステム「Heat-Gw-Power」の開発など、環境配慮型建築の提案力を高めることで、価格競争に巻き込まれない付加価値の提供を目指しています。また、連結子会社5社を通じて、建設資材のリースや舗装工事、ユニットハウス事業、不動産の売買・賃貸を展開し、建設周辺領域を垂直統合的にカバーする構造となっています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
4.6%
≧10%が優良
ROA
7.1%
≧5%が優良
ROE
10.9%
≧10%が優良
ROIC
9.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
16.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
3.2%
≧10%が優良
EPS成長率
3.6%
≧10%が優良
3行解説
- 長野県トップクラスの施工実績と信頼を誇る老舗ゼネコンであり、独自の地中熱利用技術を核としたZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)推進で他社との差別化を図っている。
- 2024年に生え抜きの建築現場出身者が社長に就任し、現場知見とDX推進を融合させた「収益至上主義への変革」という実利重視の経営へ舵を切っている。
- 自己資本比率46.7%という強固な財務基盤と、75億円規模の潤沢なキャッシュを活用したM&A(2024年の未来ネットワーク社買収など)により、事業領域の多角化を加速させている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 10.1億円 / 予想: 22.0億円
+176.6%
売上高
実績: 132.7億円 / 予想: 505.0億円
+34.4%
2Q
営業利益
実績: 23.8億円 / 予想: 31.5億円
+176.9%
売上高
実績: 258.1億円 / 予想: 525.0億円
+19.6%
3Q
営業利益
実績: 31.9億円 / 予想: 31.5億円
+87.3%
売上高
実績: 390.2億円 / 予想: 525.0億円
+7.6%
通期
営業利益
実績: 38.6億円 / 予想: 未開示
+68.5%
売上高
実績: 508.6億円 / 予想: 未開示
+1.2%
3行解説
- 2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.2%増の508.55億円、営業利益が同68.5%増の38.61億円と、各段階利益で大幅な増益を達成。
- 創業110周年記念配当(30円)を含む年間180円への増配と、2026年4月1日付での1対5の株式分割を発表し、株主還元姿勢を鮮明化。
- 一方、当期の受注高は前期比19.5%減の487.85億円と落ち込み、次期業績予想は営業利益で34.0%減の大幅な減益を見込む慎重な計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | +68.5% | — | — | — | — |
| 2026-02-09 | 2026年3月期 第3四半期 | +87.3% | -5.1% | +4.1% | -0.6% | -82.9% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | +176.9% | +15.4% | +24.0% | +22.4% | +12.5% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +176.6% | +13.1% | +7.9% | +16.4% | +15.8% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | +3.1% | +0.3% | +1.5% | -0.2% | -1.4% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +10.5% | +2.7% | -0.3% | -1.8% | +2.1% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第71期(2024/04/01-2025/03/31)