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東亜建設工業 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

添付された2025年3月期決算短信に基づき、証券アナリストの視点で内容を要約・分析します。

1. 要点(3行)

  • 過去最高水準の利益着地と大幅増配: 2025年3月期は海外事業の躍進により純利益が前年比41.8%増の149億円と急伸。期末配当も当初予想の71円から76円へ増額。
  • 強力な株主還元策の発表: PBR向上策として「総還元性向70%程度」を掲げ、40億円(上限420万株)の自己株式取得と、次期からの中間配当制度導入を公表。
  • 26年3月期は「攻めの減益」予想: 売上高は微増(3,350億円)を見込む一方、人財投資やシステム投資等の成長加速費用を織り込み、営業利益は12.7%減の180億円を見込む。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結実績は以下の通りです。

  • 売上高: 3,304億円(前年同期比 +16.4%)
  • 営業利益: 206億円(同 +19.7%)
  • 経常利益: 200億円(同 +20.7%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 149億円(同 +41.8%)

【進捗と勢いの変化】 本決算のため、通期計画に対する達成度は、当初公表されていた純利益予想(120億円前後)を大幅に上回って着地しました。前年同期比で見ても、全ての利益段階で20%以上の増益を達成しており、特に純利益の伸び(約42%)は、投資有価証券売却益(特別利益11億円)なども寄与し、非常に強い勢いを示しました。

3. セグメント別のモメンタム

  • 海外事業(勢い:強): 売上高657億円(35.5%増)、セグメント利益42億円(237.0%増)と爆発的に成長。東南アジアや南アジアでの大型案件の進捗に加え、不採算案件の影響が薄れたことが利益を押し上げました。受注高も1,195億円(56.2%増)と極めて旺盛です。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 3304.7億円 +16.4% 2838.5億円
営業利益 206.2億円 +19.7% 172.3億円
経常利益 200.7億円 +20.7% 166.3億円
当期純利益(親会社帰属) 149.1億円 +41.8% 105.2億円
包括利益 144.2億円 -8.2% 157.0億円
1株当たり当期純利益 187.94円 127.73円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 2989.4億円 2729.4億円
純資産 1078.7億円 967.0億円
自己資本比率 35.6% 35.0%
自己資本 1065.5億円 956.3億円
1株当たり純資産 1,342.7円 1,206.27円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 14.7% 11.4%
ROA(総資産経常利益率) 7.0% 6.7%
売上高営業利益率 6.2% 6.1%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -142.6億円 393.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 93,000,000円 -26.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -12.5億円 -84.9億円
期末現金及び現金同等物残高 415.8億円 570.4億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 3350.0億円 +1.4%
営業利益 180.0億円 -12.7%
経常利益 175.0億円 -12.8%
当期純利益 125.0億円 -16.2%
1株当たり当期純利益 157.53円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 160円 76円
配当性向:当期 40.4% / 前期 31.3% 純資産配当率:当期 6.0% / 前期 3.6%