日本基礎技術株式会社は、建設基礎工事の専業大手であり、特に「削孔」と「注入」の技術に強みを持つ技術者集団です。法面保護、ダム基礎、アンカー工事、重機工事などを主軸とし、地質調査や建設コンサルタント業務も展開しています。
- 主要製品・サービス: 物理的な地盤改良や補強を伴う特殊土木工事全般。
- 主要顧客: 当連結会計年度において、米国の建設大手**Bechtel Energy, Inc.への売上高が86.6億円(連結売上比28.6%)**に達しており、海外の大型案件が収益の柱となっています。
- 競合環境: 建設技能労働者不足や資材高騰が続く中、自動削孔マシン等の独自ICT技術を活用した「機械化施工」による差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-30 提出)収益性
営業利益率
6.2%
≧10%が優良
ROA
5.9%
≧5%が優良
ROE
6.4%
≧10%が優良
ROIC
5.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
28.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
86.9%
≧10%が優良
EPS成長率
59.2%
≧10%が優良
3行解説
- 米国LNG基地地盤改良工事の順調な進捗により、売上高302.7億円(前期比28.4%増)、純利益14.3億円(同54.4%増)と大幅な増収増益を達成。
- 自己資本比率72.2%と極めて強固な財務基盤を誇るが、次期は米国大型案件の反落(端境期)により大幅な減収減益を会社側は公表している。
- 株主還元を強化しており、配当額を16円から24円へ増額し、5.0億円規模の自社株買いを実施するなど、資本効率の意識が高まっている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 14:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.9億円 / 予想: 14.6億円
-46.9%
売上高
実績: 66.2億円 / 予想: 293.3億円
-7.0%
2Q
営業利益
実績: 8.0億円 / 予想: 14.6億円
-31.9%
売上高
実績: 131.2億円 / 予想: 293.3億円
-9.1%
3Q
営業利益
実績: 13.3億円 / 予想: 14.6億円
-19.1%
売上高
実績: 207.8億円 / 予想: 293.3億円
-9.8%
通期
営業利益
実績: 14.6億円 / 予想: 未開示
-23.1%
売上高
実績: 273.5億円 / 予想: 未開示
-9.7%
3行解説
- 売上高(前期比9.7%減)および営業利益(同23.0%減)は減収減益となったが、受取配当金や為替差益の計上により経常利益は8.8%増、当期純利益は15.3%増を確保。
- 国内の高速道路大型補修工事や米国でのLNG精製プラント基地地盤改良工事の前倒し受注により、受注高は前年比8.0%増の299.9億円と伸長。
- 好調な受注背景と株主還元方針に基づき、期末配当を前回予想から3円増配の30円とし、次期も同水準の配当を維持する方針を決定。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | -23.1% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | -19.1% | +0.5% | +5.6% | +6.7% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | -31.9% | +1.7% | +4.8% | -0.3% | +0.2% |
| 2025-08-12 | 2026年3月期 第1四半期 | -46.9% | -9.0% | -7.9% | -9.1% | -14.1% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | +86.9% | -2.0% | -12.9% | -5.0% | -3.4% |
| 2025-02-13 | 2025年3月期 第3四半期 | +182.7% | -0.9% | +7.3% | +10.0% | +9.7% |
有価証券報告書
2025-06-30 有価証券報告書-第72期(2024/04/01-2025/03/31)