短信要約
1. 要点(3行)
- 業績足踏みと下方修正: 売上高・利益ともに前年同期比で大幅減(営業利益34.2%減)となり、通期業績予想の下方修正を発表。
- 受注と繰越高は絶好調: 一方、受注高は前年同期比4.9%増、次期への繰越高は20.7%増の575億円と過去最高水準にあり、需要自体は極めて旺盛。
- 戦略的M&Aの実施: 2025年2月に麻生フオームクリートを連結子会社化。特殊工事の販路拡大とシナジー創出による中期的な成長加速を狙う。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の着地は以下の通りです。
- 売上高: 497億60百万円(前年同期比9.3%減)
- 営業利益: 23億69百万円(同34.2%減)
- 経常利益: 24億80百万円(同31.7%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 15億46百万円(同36.7%減)
通期計画(修正後)に対する進捗率:
- 売上高:76.6%、営業利益:79.0%、純利益:85.9%
- 前年同期の純利益進捗率(約64%:通期実績38億円に対しQ3累計24億円)と比較すると、計画値自体を引き下げたことで見かけ上の進捗率は高く見えますが、実態としては期初の手持ち工事不足が響き、利益の絶対額は勢いを欠いています。
3. セグメント別のモメンタム
建設事業の単一セグメントですが、工事種別で「勢い」の差が鮮明です。
- 勢い(受注・繰越): 「法面工事」が能登半島地震の災害復旧や大型案件の受注により、受注高278億円(18.5%増)と強力な牽引役となっています。土木工事の繰越高も45.9%増と急拡大しています。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 497.6億円 | -9.3% | 548.7億円 |
| 営業利益 | 23.7億円 | -34.2% | 36.0億円 |
| 経常利益 | 24.8億円 | -31.7% | 36.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 15.5億円 | -36.7% | 24.4億円 |
| 包括利益 | 16.7億円 | -42.3% | 29.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 37.05円 | — | 58.59円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 535.9億円 | 544.3億円 |
| 純資産 | 337.7億円 | 340.4億円 |
| 自己資本比率 | 62.7% | 62.2% |
| 自己資本 | 335.9億円 | 338.6億円 |
| 1株当たり純資産 | 804.59円 | 811.4円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 650.0億円 | -9.6% |
| 営業利益 | 30.0億円 | -31.1% |
| 経常利益 | 31.0億円 | -29.5% |
| 当期純利益 | 18.0億円 | -41.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 43.12円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 22円 | 22円 |
| 期末 | 25円 | 26円 予想 |
| 年間合計 | 47円 | 48円 予想 |