日揮ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

証券アナリストの視点で、日揮ホールディングス(1963)の2025年3月期決算短信を分析し、要点を抽出します。

1. 要点(3行)

  • 営業損失が継続も赤字幅は縮小: 売上高は8,580億円(前期比3.1%増)と増収を確保したが、海外4案件の採算悪化により114億円の営業赤字。ただし、前期(189億円の赤字)からは改善。
  • 経常利益は大幅黒字転換: 受取利息167億円や持分法投資利益50億円の計上により、経常利益は113億円(前期は3.5億円)とV字回復。営業外の収益力がボトムラインを下支えした。
  • 次期V字回復計画を公表: 2026年3月期は「量より質」へシフトし、減収(6,900億円)ながらも営業利益210億円の黒字転換を見込む強気な予想。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 8,580億円(前期比 +3.1%)
  • 営業利益: △114億円(前期は△189億円)
  • 経常利益: 113億円(前期比 31倍)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △3億円(前期は△78億円)
  • 進捗と勢い: 2025年3月期の通期着地は、第3四半期に発生した台湾、サウジアラビア、カナダの4プロジェクトでの追加コストが響き、本業の営業利益は計画を下振れた。しかし、潤沢な現預金を背景とした利息収入が想定を上回り、最終損益はほぼ均衡点まで持ち直した。

3. セグメント別のモメンタム

  • 総合エンジニアリング事業(減速): 売上高7,949億円(前期比2.8%増)、営業損失145億円。旺盛な受注残を背景に増収だが、不稼働損や既存案件の採算悪化が利益を圧迫。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 8580.8億円 +3.1% 8326.0億円
営業利益 -114.7億円 -189.9億円
経常利益 113.2億円 3.6億円
当期純利益(親会社帰属) -4.0億円 -78.3億円
包括利益 138.8億円 -12.4億円
1株当たり当期純利益 -1.65円 -32.48円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 7841.8億円 7923.0億円
純資産 3922.6億円 3878.8億円
自己資本比率 49.8% 48.7%
自己資本 3906.6億円 3861.6億円
1株当たり純資産 1,616.43円 1,598.71円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -0.1% -2.0%
ROA(総資産経常利益率) 1.4% 0.0%
売上高営業利益率 -1.3% -2.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 467.6億円 110.9億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -211.7億円 -202.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -150.5億円 -88.9億円
期末現金及び現金同等物残高 3327.6億円 3245.1億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 6900.0億円 -19.6%
営業利益 210.0億円
経常利益 220.0億円 +94.3%
当期純利益 150.0億円
1株当たり当期純利益 62.08円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 40円 40円
配当性向:当期 — / 前期 — 純資産配当率:当期 2.5% / 前期 2.5%