三晃金属工業は、大型工場や物流倉庫などの大型非住宅建築物における「長尺金属屋根」の国内トップクラスのメーカー兼施工会社です。日本製鉄グループの中核企業(日本製鉄が議決権の約39%を直接・間接に保有)として、日鉄鋼板から供給される鋼板を自社で成型・加工し、自社で設計・施工までを一貫して請け負うビジネスモデルを展開しています。収益の約86%を占める「屋根事業」が柱であり、単なる建材販売にとどまらず、施工技術やメンテナンス(みまもりプログラム)を含めたソリューションを提供することで付加価値を生み出しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
9.1%
≧10%が優良
ROA
10.1%
≧5%が優良
ROE
11.3%
≧10%が優良
ROIC
10.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
10.8%
≧10%が優良
EPS成長率
13.4%
≧10%が優良
3行解説
- 日本製鉄グループの部材・技術基盤を背景に、大型産業用屋根の設計から施工までを一貫して手掛ける、ニッチ市場の支配的プレーヤー。
- 新築需要の減少を、築20年以上の膨大な既存建物ストックに対する「改修需要」と、屋根上への「太陽光パネル設置」という長期的トレンドでカバー。
- 実質無借金経営かつ潤沢な手元資金(約146億円)を保有し、配当性向を50%へ引き上げるなど、資本効率の向上と株主還元の強化に舵を切っている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-24 15:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.5億円 / 予想: 37.5億円
+25200.0%
売上高
実績: 91.2億円 / 予想: 460.0億円
+8.8%
2Q
営業利益
実績: 16.1億円 / 予想: 37.5億円
+2.8%
売上高
実績: 223.6億円 / 予想: 460.0億円
+6.9%
3Q
営業利益
実績: 24.6億円 / 予想: 37.5億円
-14.1%
売上高
実績: 344.0億円 / 予想: 460.0億円
+3.9%
通期
営業利益
実績: 37.8億円 / 予想: 未開示
-8.1%
売上高
実績: 470.6億円 / 予想: 未開示
+3.7%
3行解説
- 売上高は前期比3.7%増の470.58億円と増収を確保したが、工事原価や一般管理費の増加により営業利益は同8.1%減の37.78億円と減益での着地となった。
- 繰越受注高は前期比2.5%増の364.62億円と過去最高を更新しており、竣工20年超の建屋改修ニーズや成型品販売が堅調に推移している。
- 2027年3月期は、労務費増や品質向上対策費の計上を見込み、売上高470億円(0.1%減)、営業利益35億円(7.4%減)と慎重な業績予想を公表した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-24 | 2026年3月期 通期 | -8.1% | -2.0% | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | -14.1% | -3.3% | -4.8% | -10.2% | -10.1% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | +2.8% | -13.3% | -9.0% | -11.3% | -8.5% |
| 2025-07-25 | 2026年3月期 第1四半期 | +25200.0% | +7.0% | +6.2% | +7.8% | +4.9% |
| 2025-04-25 | 2025年3月期 通期 | +10.8% | +5.8% | +3.1% | +2.8% | +6.1% |
| 2025-01-30 | 2025年3月期 第3四半期 | +13.1% | +15.7% | +41.3% | +38.0% | +29.7% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第76期(2024/04/01-2025/03/31)