短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益も利益進捗は極めて高水準: 売上高は価格改定と「ハイチュウ」等の好調で前年同期比7.8%増の1,765億円となったが、カカオ豆等の原材料高騰が響き営業利益は1.3%減の194億円に留まった。
- 海外事業の成長持続と米国での販路拡大: 米国事業が前年同期比10.7%増と二桁成長を維持。主力ブランド「HI-CHEW(ハイチュウ)」の容量ラインアップ拡充や新チャネルへの導入が進み、グローバル成長が加速している。
- 大規模な自己株式取得による資本効率改善: 当第3四半期累計期間で約123億円(約480万株)の自己株式取得を実施。純資産は減少したものの、自己資本比率は60.4%へ向上し、積極的な株主還元姿勢が鮮明となった。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期累計(2024年4月〜12月)の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 1,765億84百万円(前年同期比 +7.8%)
- 営業利益: 194億27百万円(同 △1.3%)
- 経常利益: 198億44百万円(同 △1.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 136億1百万円(同 △2.7%)
**通期計画(213億円)に対する営業利益進捗率は91.2%**に達しています。前年同期の進捗率97.1%(前年同期実績196億円÷前年通期実績202億円)と比較すると、原材料高騰の影響で勢いはやや鈍化しているものの、第3四半期時点で年間目標の9割超を確保しており、計画達成に向けた蓋然性は極めて高い状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- 菓子食品事業(勢い:持続): 売上高622億円(前年同期比+7.2%)。「ハイチュウ」「森永ラムネ」がインバウンド需要や受験生向け需要で大幅伸長。一方、カカオ高騰の影響でセグメント利益は10.8%減と苦戦。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1765.8億円 | +7.8% | 1638.0億円 |
| 営業利益 | 194.3億円 | -1.3% | 196.9億円 |
| 経常利益 | 198.4億円 | -1.6% | 201.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 136.0億円 | -2.7% | 139.8億円 |
| 包括利益 | 126.5億円 | -23.6% | 165.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 152.95円 | — | 152.33円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 152.94円 | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 2094.0億円 | 2236.4億円 |
| 純資産 | 1278.5億円 | 1326.5億円 |
| 自己資本比率 | 60.4% | 58.7% |
| 自己資本 | 1264.5億円 | 1312.0億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2270.0億円 | +6.4% |
| 営業利益 | 213.0億円 | +5.1% |
| 経常利益 | 217.0億円 | +3.1% |
| 当期純利益 | 167.0億円 | +10.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 189.42円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 55円 | 60円 予想 |
| 年間合計 | 55円 | 60円 予想 |